春のビデオまつり「ターミネーター3」「アウトポスト」

日々の気温差がでかすぎる。

ターミネーター3
【800円】映画はつまらなかったが悪いターミネーター役のお姉さんは美人だったよなあと思って見てみた。やはり映画はつまらなく、お姉さんは美人だった。そう思っている人は少なくないようで、このお姉さん、クリスタナ・ローケンが出ているほかの映画が見たい、だが駄作ばっかりで買うのもなんかなあ、という人のためにこんなのがあった。

クリスタナ・ローケンセット」、どんなセットだよ。

 

ハローグッバイ

ハローグッバイ

  • 萩原みのり
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ハローグッバイ
【1,000円】友人とつるむことに息苦しさを感じているが一人になるのが怖い少女。優等生だが学校でも家庭でも孤独な少女。あるきっかけで二人が認知症のお婆さんの初恋の人を探すことになった...プロットは悪くないし、二人のキャラ設定も悪くないのだが、なんか物足りない映画。これがきっかけで二人が親友になるということはなく、元の二人に戻っていく。ただ、またなにかきっかけがあれば親友になれそうな可能性だけ感じさせる終わり方はすごくいい。

裸のランチ
【?】映像化不可能と言われていた作品をクローネンバークが映画化。たぶん私の読解力がないせいだ。きっとそうだ。さっぱりわからん。理解しようとするな、感じるんだ、って映画?

バックアウト・ロード アメリカで最も呪われた通り
【800円】変死事件が相次ぐ通り。ここに取り憑かれると夢遊病になったり幻影をみるようになる。調査をするうちに自らも取り憑かれてしまった主人公。なんとか原因を探ろうとする過程はなかなか良いが最後がクソ展開。ラストシーンの意味がわからなかったが、完全にあっちに行ってしまったのか、反撃があるのか。

失恋科
【800円】25分の短編。星新一ショートショートを映像化したようなSF風味のコメディ。悪くはなかったが、なにしろ短編なので、このクオリティをあと3本追加して2時間の映画にすれば佳作だったと思う。そもそもこれってどういう形で公開したんだろう。女医の役をやってた俳優さんがすごく美人で表情もセリフも良いのだよ。

   

隠れた逸材がいたのかと調べたら、元特殊女優の「みひろ」だったよ。30才を過ぎているはずだが、いまのが綺麗。

アウトポスト
【1,900円】主演はクリント・イーストウッドの息子。2009年に300人のタリバンの兵士に襲われながら、空爆部隊が来るまでの2時間を持ちこたえた53人の米兵の実話。敵の数が多いだけではなく、山に囲まれた場所に基地があるので敵からは丸見え。早い段階で武器庫に近づけなくなってしまい弾薬が足りない。占拠されるのは時間の問題だと思われたが...カメラワークがとにかくイイ。走る兵士の少しうしろからカメラが併走して追いかける。逆に走る兵士の手前からカメラも走る。これはカメラマンが大変だっただろうなあ。実話映画でよくあるパターン、エンドクレジットで俳優に並べて兵士の顔写真と享年が出る。みんな20代、ほとんどは20代前半なんだなあ。合掌。