結局、こうなったか。
公共の場所に求められることはつぎの3つだと思う。
（1） 安全への配慮
（2） 自由と尊厳の尊重
（3） 安全は自由に優先する
LGBTやジェンダーレスの議論に欠けている視点は（3）だと思う。トランスジェンダーの女性（という表現で良いのだっけ？ 身体は男性で心は女性の人）の自由と尊厳を尊重することに異論はない。だがトランスジェンダーの「自由」より、女性の「安全」のが優先度が高い。トランスジェンダーと痴漢の区別がつかない状態で、トランスジェンダーの自由を守るために女性を危険にさらすべきでは無い。これはトランスジェンダーを否定しているわけではなく、優先度の問題なのである。安全というのは技術や制度で解決できる場合が多い。身体は男だが女性に対して性的な欲望を持たない人を見分ける技術、あるいはトランスジェンダーであることを認定し従来は女性しか入れない場所に出入りすることを許可する制度ができるまで待っててねという話である。ただし、どちらも時間がかかりそうなので、ニセトランスジェンダーが性犯罪を犯したらチンチンを切り落とすのがもっとも早く実現できそうだ。
