歩きスマホはなくならない

最近話題の歩きスマホ。これは本質ではなく、ただの現象なので絶対になくならないと以前に書いた。つまり前を見ないで歩いても危険がないくらい都市が安全なのだ。だからどんなに注意してもなくならない。それほどスマホが見たい人はホームから線路に落ちようが道路に飛び出ようが好きにすれば良い。我々にできることは「もらい事故」にならないように注意することだけだ。その現代人の注意の無さについて、足を悪くして気がついたことがある。私は歩くのが速いのでけっこう気をつけて歩いている。下の図で青が私、赤が誰かよその人。
     
私の導線上に誰かがいることに気がついたとき、または導線上に誰かが入ってきたとき
     
私は気がついた瞬間に、それが何メートル手前だろうが導線を変える。だが足を悪くしてからは、なるべく道の中央に出たくない。歩くのが遅いので後ろから歩いてくる人の迷惑になりたくない。そこで私は進路を変えずに、向こうから歩いてくる人が導線を変えてくれることを期待する。このとき、私の右側、図だと下側は空いているので、空いている方によけると思うだろ。
     
だがほとんどの人は自分が端に行こうとする。この図だと通路の左側を歩いているので、車を運転するときの習慣からこのようなよけ方をするのかとも思うが、右側を歩いていても壁側に行こうとするのは同じ。ゆっくり歩いていても、たったこれだけの状況判断ができないのが現代人なのだ。そうすると私は調べたいことが出てくる。すれ違う手前で私が壁側に寄ったとすると、人は何センチの隙間があれば壁側に行こうとするのだろうか。きょうは30cmの隙間を身体を横にして通った人がいた。では10cmくらいになったら中央に寄るのか? それとも手前で立ち止まって私がどくのを待つのだろうか? あるいは私にそのまま衝突するのだろうか? 最後のはイヤだな。観察結果は後日!