なぜ弊社でなければならないのか

採用側のホンネがわかる 就職面接 完全対策集’26年版

ちょっと前の記事だが...

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ネット上で、転職活動の採用面接の際に「『なぜ弊社でなければならないのか』という質問は本当に辞めたほうがいい」という投稿が話題に。投稿者は「御社じゃなくてもいい、お金が欲しいだけ。いくらでも代わりのある会社のくせにうぬぼれるのはやめて」とも書き込んでおり、賛否を呼んだ。
杉村は「就職氷河期を生きてきた人間からすると、こんなこと言ってる若い奴はひっぱたきたくなる。なんだ、この生意気な感じ。なんなの?」とブチギレ

でも「なぜ弊社でなければならないのか」という質問だってたいがいだぞ。私は相手に言ったり投稿はしないものの、気持ちはこの学生と同じだ。学生が本当に「その会社でなければならない」と思っていたら、もし不採用だったらどうすんのさ。そんな学生、あぶなくて面接できないだろ。

学生「べつにその会社でなくてもいい。会社はたくさんある」

会社「べつにその学生でなくてもいい。学生はたくさんいる」

そう思っている両者が顔を合わせて、それぞれが「この会社(学生)でなくてもいいけど、一緒に働きたいかも」と思える相手を探すのが採用面接ではないのか? 面接官の聞き方が悪いだろ。「弊社のどのような点に興味を持ちましたか?」とか「あなたにとって弊社の魅力はどんなところですか?」のが、その会社が学生の目にどう映っているのかがわかっていいと思うが。また採用後の配属先の参考にもなる。耳に心地好い回答、作文技術を問うような質問って、AIのが上手に答えられるのだよね。むしろその学生はほかの学生に比べてどこが特別なのか、本人さえ気がついてないようなオンリーワンはなんなのか、それを短い時間で探り出せる面接が必要だよな。「なぜ弊社でなければならないのか」に時間を使うのなんかもったいないよ。そんなアホな会社は行かなくてよろしい。