朝のテレビで推しが結婚や卒業をする精神的なダメージに対して有給休暇を取れる会社があると紹介されていた。出演者はアナウンサー以外、有給休暇がない人なので誰も疑問に思わなかったみたいだが、
有給休暇をどう使おうが社員の勝手だ
これをやるなら忌引き休暇のように通常の有給休暇とはべつに休みを付与しないと意味ないだろうと思った。ネットで調べたら、テレビで紹介されていたのと同じ会社かどうかはわからないが、こんなのがあった。
社員の推しの卒業が決まってしまったため、弊社の勤務規定に慶弔休暇の項目が追加されました。 pic.twitter.com/s8owdfcSOn
— itaru9(株式会社ひろろ社長) (@itaru9Z) 2021年3月8日
やはり忌引き休暇のように加算されるタイプなんだね。前提としてもともと有給が取りやすい会社でこそ意味がある制度だよね。この1年で休んだのは推し休暇だけだった、では意味がない。私が現役時代、丸一日の休みは必要なかったが、半休はずいぶん取ったよ。だがイベントに行く場合はそのくらいで良いが、「羽生くんの結婚から立ち直れないので1週間休みます」という人には有給の残日数より連続した休みを取ることの宣言として忌引き休暇と同じ制度があった方が良いのだろう。だが経営者としてはそうでも、まわりの人にはちょっと面倒くさい。