教育委員会がなんとかしろよ

首都圏高校受験案内2024年度用

これは気の毒だなあ。

kbc.co.jp

私立・博多女子中学校で公立高校の入試願書を学校側が出し忘れ、生徒3人が志望校を受験出来なかったことがわかりました。
(中略)
願書の提出を担当する学校職員が当該公立高校を県立高校と誤認し、願書の閉め切りは2月20日と思い込んだということです。
(中略)
今回の願書の提出ミスについて、公立高校を管轄する教育委員会は「公平公正性を必要とする願書の受付となるので、締め切り時間などは学校の入試要項にしっかり書いている。皆さんそれを守っているので、特別な対応はできない」としています。

教育委員会も、個人が忘れたならその対応でもいいが学校のミスなので認めてやれよ。公平を期すならこの3人だけでなく「○月○日の○時から○時まで願書を追加で受け付けます」として誰からも追加を受け付ける。それにかかった費用はこの学校に請求するでいいだろう。トラブルのときに大人がどういう知恵を絞ったか、子どもは見てるぞ。この記事を読んで不思議だったのが、これが私立の中学校で起こったこと。私立の中学ならそのまま同じ高校に進学するんじゃねえの。そうしないとこの中学に入った意味がないだろう。よほどイヤだったならわかるが。

www.ghakata.ac.jp

本校は中高一貫ではありませんが、そのメリットは残しつつ、デメリットを解消していきます。3年後は、公立高校への進学、博多女子高校への進学、ほかの難関私立高校への進学など、進路選択ができる私立中学校です。

なるほど、そのまま博多女子高校に進学してもいいし、よその高校を受験してそっちにいってもいい。もちろんどの一貫校でもよその高校に行くことはできるが、博多女子中学は他校を受験するためのカリキュラムが用意されているんだな。これを見るとなかなか良さげじゃないか。

法研
1年生4月のふれあい合宿をスタ-トに、3年間を通して礼儀作法を学びます。
各学年で湯茶、着付け、和室礼法などを研修し、卒業する時には立派な一人前の女性として巣立っていきます

海外研修
博多女子はオーストラリアに7校の姉妹校があり、長年にわたり中学校独自の海外プログラム(スタディアブロード)を実施しています(希望者のみ)

ふれあい合宿
1年の4月に全校生徒が参加する2泊3日の合宿で、特徴として上級生と下級生が班を組み、上級生が下級生に優しく指導します。
また中学生活のルールなどを学びながら、クラスメイトとの親睦を深めます

芸術鑑賞
本物の芸術にふれ、心を豊かにしてもらうため、年に1回芸術鑑賞を設けています。

朝の10分間読書
授業前に10分間の読書タイムを設けています。読む力や文章読解力を身につけるだけでなく、頭の準備体操ともなり、生徒にとって大切な時間になっています。

ふれあい合宿なんか女子校ならではだな。これを共学でやったら妊娠する子が出そう。いやむしろそういう状況に置いて我慢できなくなった子を即退学させれば安全な子どもだけが残る。まんまAVにありそうな設定だ。それはともかく、公立高校を受験できなかった3人への対処がわかるな。博多女子高校に進学させて、授業料は公立高校との差額を免除。これしか無いだろう。もちろん、その先の大学受験を視野に入れたとき、この高校と公立高校のどちらが有利かまで考えるとこれでは解決にならないか。では授業料の免除に加えて一定の奨学金を出して放課後に塾や予備校に行ってもらうか。そこまでやり出すときりがないから、売店でなにを買っても無料くらいでいいか。いずれにしても他の高校への進学を売りにしているので今回の件は大打撃だった。どういう結末になっても、この3人は強く生きて欲しい。