もう大丈夫ですから安心してください

劇場版TOKYO MERは大ヒットみたいだな。

eiga.com

この記事の中で「名言を一緒に叫びながら全力で応援することができる」。名言って工藤美桜の「ゼロです!」しか思い浮かばないけど、このセリフは最後だから応援になってない。あとは「待っていたら救えない命がある」とか。私が印象に残ったセリフはこれだな。画像はテレビ版から取ったものだが

   
   「みなさーん、医師の喜多見です。もう大丈夫ですから安心してください」

   
   「みなさーん、医師の喜多見といいます。
    ここには医者もいますしすぐにオペができる車もありますから安心してください」

災害現場に到着して真っ先にすることは「医者が来たからもう大丈夫ですよ」と怪我人を安心させること。表現の違いはあるものの、これは医療従事者のみなさんがやっていることだと思う。「手術はうまく行きましたからもう大丈夫ですよ」、「すぐに良くなりますよ」、「時間はかかりますが良くなりますよ。がんばりましょう」とか医者や看護師に言われるとほっとする。これって医療従事者だけでなく、エアコンの修理に来た人とか、動かなくなった時計を持って行った時計屋の店員、道がわからなくて飛び込んだ交番のお巡りさん、みんなが言っていることだよね。「大丈夫ですよ、安心してください」と。困っている人、不安な人をまずは安心させること、これがプロってものじゃないのか。そう考えると、3年間、テレビに出演しては国民の不安を煽っていた医療従事者って何なのだろうな。