意外に奥が深いニュース

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老害だ!」で済ませるのは浅い気がする。

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この記事を読むと問題点がうっすらと透けて見えるものの依然としてよくわからない。もう少し取材をして欲しいところ。

長野市の担当者:
「ボールの宅地への飛び込み、宅地内の植栽の踏み荒らし、夜間は花火の音も発生したと聞いている」

子どもの声がうるさいという問題だけではないようだ。この家は塀がないのかな。夜間の花火はたぶん子どもではないよね。

青木島児童センター館長:
「いろんな苦情があったので、それを対応するのもなんかね。へきえきとしてしまうので、そういうことであれば使わない方がいいだろうと」
苦情を寄せた住民:
「18年間毎日、私たちも我慢してきた。私たちは廃止にしてくださいとは言っていない。児童センターが決まった時間に外に出て拡声器とか使って、みんなを遊ばせている、そういったことに対して言った。使い方をちゃんと考えてくださいと言った。廃止決定はびっくりした」

自然発生的に公園に集まる子どもではなく、児童センターへの苦情みたいだ。なので、我々が想像する近所の公園の様子とは違う事情がここにはあるみたい。とは言っても、普通の人は気にしないレベルかもしれない。そこをちゃんと取材して欲しいなあ。

センターの子どもが遊ばなくなると次第に利用者は減少。
草刈りなどの管理はセンターの職員や保護者が担っていましたが、止めることにしました。また、この場所の借地で税金を払い続けなければいけないことも理由の一つとしています

そもそも児童センターの子ども以外はそれほど来ていなかった公園のようにも読み取れる。じつは市もこの公園を廃止にしたかったような感じさえする。市が金を払っている借地なら、いっそ児童センターの校庭にして、一般の子どもも入れるようにすれば良かったのに。最近、児童が少ないので体育の時間以外は近所の子どもが遊べるようにしている小学校の校庭があるよね。

苦情を言った人の肩を持つ気はまったくないが、この問題は「子どもが嫌いな老人が市に苦情を言ったので公園が廃止になった」だけではない。そこを取材しないでテレビで取り上げるから苦情を言った人に視聴者からの憎しみの矢が放たれてしまう。だがそれこそまさにマスコミが狙っているところなのだろう。テレビが取り上げたニュースは「まさにそうだ、オレもそう思う」と100%思ったことでもまずは疑ってみる。見ないのがいちばん安全だが。