冬のビデオまつり「この動画は再生できません」「ゴヤ・マーダー」

昨日、FNS歌謡祭をちょっとだけ見た。紅白歌合戦よりこっちのが豪華な感じ。すごく綺麗な女性歌手が山口百恵の「さよならの向こう側」を歌って、家族で「この人は誰だ?」としばらく見てたら氷川きよしだったよ。もうここまで行ったら本人の好きなようにさせてあげて。

この動画は再生できません
【1,700円】テレビ神奈川の深夜番組だったらしい。よくあるフェイクドキュメントの心霊映画だと思ったら、これは新しい。心霊ビデオの制作会社に送られた素人のビデオを映像技師とディレクターが見る。一見、よくある心霊ビデオだが映像技師がそのビデオに隠された事件を見抜く。殺人だったり誘拐だったり。全4話だが、最終回のエピローグのオチも面白い。

ホリック xxxHOLiC
【1,200円】「アヤカシ」が跋扈する世界、だが普通の人には見えない。それが見えるために人生に絶望している神木隆之介が迷い込んだのが不思議な店。そこの主人が柴咲コウ。いろいろ残念な映画だった。まず蛭川監督はいつものカラフルな映像だが音楽がそれに負けてしまっている。つぎに、吉岡里帆は好きだがこの役はミスキャスト、ただの駄々っ子に見えてしまう。さらに、この手の幻想的な映画のクライマックスをどうするか。これは監督に経験がないと難しいよね。

ゴヤ・マーダー
【1,700円】スペイン産のミステリー映画。ゴヤの版画に見立てた連続殺人事件が起こる。ベテランと新人の二人の刑事が事件を追うと書いてあったので男性と女性かと思ったら二人とも女性。ベテラン刑事の方がひたすらイヤな奴。ただ新人の方もキレる刑事ではないので感情移入できる人がいない。それでも話は悪くなかった。だがクライマックスはそう来るか。このビターテイストはさすがヨーロッパ映画

TENET テネット(吹替版)

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  • ジョン・デイビッド・ワシントン
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TENET テネット
【1,500円】クリストファー・ノーラン監督の話題作。たしかに所々にすごい映像はあるものの、話自体は意外と地味で、後半の現在と過去の行き来や時間の逆行がいまいち理解できなかったよ。

サンタキラーズ
【1,500円】サンタクロースの扮装で殺人を繰り返すサイコキラーの夫婦と、それを追う捜査官。被害者の共通点を見つけ出し殺人を未然に防ぎたいが...犯人が強すぎ、警察が弱すぎ。犯人の武器は夫がオノ、妻がマチェットなのに、拳銃を持っている警察がまったく歯が立たない。