胸ぐらをつかまれてもどうにもならない

これは切ないなあ。

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この記事の「システム界のサグラダ・ファミリア」、「システムをどこかで一本化するべきだった。両方の“いいとこどり”をしましょうというのは難しい」は、元行員でなくてもわかっていたことだけどね。私が昨年まで勤めていた会社は自社より大きい会社を2度も吸収合併した。システムも最初は両社のシステムを併用。おかげでメールのアカウントが2つになり、両方をチェックしなければならない面倒くささ。それは手間だけの問題だが、問題は給与や手当の体系。ふつうはいちばん高いところに合わせるでしょ。それをいちばん低いところに合わせる、いわば「わるいとこどり」をしやがった。吸収された方の社員は、社風に馴染めないではなく、給与が下がったからと辞めた人が多かったなあ。昨年に代わった社長も吸収された方の出身だし、現場は5年も経つとどこの出身かなんて気にしなくなった。みずほ銀行は今年になってもトラブルが発生したみたいだけど、もう現実的で確実な解決策はこれしかないと思う。

三菱UFJ銀行のシステムに入れてもらう

みずほ銀行があたかも三菱UFJ銀行の一支店であるかのような運用。もはや半沢直樹下町ロケットみたいな世界ではなく金庫番しかやってない、手数料だけでのビジネスになっちゃった斜陽産業だからね。これなら預金者のみなさんも安心して使える。どうよ?