新年ビデオまつり「テルマ&ルイーズ」「オールド・リベンジ」

北朝鮮に飲み込まれようとしている隣国。さすが元は同じ国なので、どこを突っつけば民意が動くかをよく知っている。

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米国や日本が立て直してくれ...こっちも親中政権のおかげで中国に飲み込まれそうなので無理です。

テルマ&ルイーズ
【2,000円】リドリー・スコット監督による30年前の作品。中年女性ふたりの小旅行のはずだった。それが運命の歯車がどんどん悪い方に回り指名手配をされることに...気が強そうで危ういルイーズより、おとなしい主婦のテルマの方が実際はヤバい奴だったのがわかったときは引き返せないところに。二人の逃避行のあとを追いかける刑事の存在が映画作りとしてすごくうまい。

ザ・クリエイター/創造者
【1,800円】近未来、AIが搭載されたロボットが人間社会に入っている。AIの暴走でロサンゼルスは核攻撃で廃墟になり、AIを排除しようとする欧米社会。対してAIの共存しているアジアは対立する。そのAIの中でも最強の能力を持った「クリエーター」を破壊することを命じられた主人公。やっと目標物にたどり着くが見かけは幼い女の子。しかもAIと共存しているアジア社会を見ると自分の任務に疑問が湧いてくる...主人公を演じるのはデンゼル・ワシントンの息子。さらに吹替え版でクリエーターの声をやっているのが故小林麻央の娘。すごく可愛い声でセリフも上手だ。

ザ・ローブ THE HEROES HIGH VOLTAGE
【1,600円】例によって、パッケージの半分以上をブルース・ウィリスが占めるが主役では無い。だが珍しく重要な役。農薬だったか食品添加物だったかの影響でミュータントが生まれるようになった世界。だがミュータントの力を恐れた政府は専用の刑務所に入れ、電流を流せる足輪をつけ、超能力の発動を抑える薬が入った水や食事を与えられる*1。主人公が収監されたところから物語は始まるが、彼の超能力は共感。まったく害がない。最強の能力がブルース・ウィリスで他人を意のままに操れるので独房に入っている...極悪の所長と収容者のクーデターの話で、設定が凝っている割に事件は小さめ。

オールド・リベンジ~やられたらやり返せ~
【2,000円】私が大好物のナーメテーター物。これには3種類があると思う。

(引退した超人)ただの人だと思ってちょっかいを出したら元特殊部隊とか凄腕の工作員で、つぎつぎに送り込む刺客がみんな殺され、最後は組織が壊滅させられてしまう。有名なのは「ミスターノーバディー」、「イコライザ」、女性が主人公では「ハント」

(復讐に燃える凡人)主人公はただの人だが、瀕死の重傷を負わされたり家族が殺される。反撃してこないと油断している敵を一人一人血祭りにあげる。主人公は弱いほど面白いので女性のことが多い。また殺しのプロではないので逆にオーバースペックの殺し方になりエグい。有名なのは「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」や「鮮血の美学」。本作もこれに当たる。

(まさかの助っ人)主人公の戦闘力はゼロだが、絶体絶命のピンチに最強の助っ人が現れる。それがいままで主人公のそばにいたがただの役立たずだと思っていた人という意外性。先日、ビデオの感想に書いたが「イノセンツ」(3歳児の知能しかない自閉症の姉)、「Cloud」(クビにしたバイト)

米国人の老夫婦がフランスの田舎に移住する。のどかな場所で新しい生活を始められると喜ぶ二人だったが、この町には不良少年グループがいた...主人公の戦闘力はゼロだが、少年たちは悪いことをするわりに攻撃された経験が無いので最初の一撃で戦意喪失。話に深みはないのだが、とにかく爽快な作品。

*1:ミュータントの全員か犯罪者だけかは忘れた