安座間美優「探検バクモン」レポ

沖縄スペシャル。バラエティ番組では初めて、沖縄の米軍基地にカメラが入るそうだ。
     
爆笑問題が基地の見学と、軍人さんにインタビュー。それにしても広い。
     
道路の終点が見えない。基地のレポートが半分終わったところで、沖縄県民と座談会。
     
ゲストは安座間美優スリムクラブ

     

  ナレ「モデル界に咲く一輪のハイビスカス、安座間美優

ありがとう、NHK山田優でもなく黒木メイサでもなく安座間美優を使ってくれて。沖縄ロケにブッキングできるのは安座間美優くらいだという点は言いっこなしだ。

  アナ「スリムクラブさんと安座間美優さんは沖縄から東京に上京しましたけれども

     東京の人は沖縄をどう見ていると感じますか?」

「東京に上京」、NHKのアナウンサーらしからぬ言い間違い。

     

  美優「いまでも、英語は話せるの? とか」

いまどきそんな奴いるのかよ。安座間美優の周りはバカばかりなのか?

     

  太田「Can you speak English?」

  田中「おまえが話せねえだろう」

     

  美優「あと、沖縄タイム」

私は初耳だったが30分とか1時間遅れても待たせた方も待った方も気にしないということらしい。そのあとは安座間美優の出番はなし。爆笑問題と県民とで座談会が進む。
     
基地のレポの後半に移り、それが終わると座談会の続き。突然、雨が降ってきて室内に移動。沖縄は青い空のイメージがあるが、国内では晴天の日が少ない地方なのだそうだ。座談会は進む。いろいろな意見はあるが、県民の生活の安全面では基地が邪魔、だけど県民の生活の経済面では基地は必要。被害者の立場だけを強調するのではなく、この相反する2つの側面を堂々と言える人は勇気があると思う。ゲストにも意見を求められる。

     

  美優「どうせ変わらないんじゃないって思う部分もやっぱりあるし

     どうせ変わらないんじゃないって思っちゃう自分も悲しいんですけど

     でも、スリムクラブさんとかガレッジセールさんが沖縄のネタをやると

     沖縄人としてはそれを東京で見られるのがうれしかったり

     みんなが興味を持ってくれると変わるんじゃないかなと思います」

わかったようなわからないような意見だがしかたないのだ。沖縄の問題とは沖縄地域の問題ではなく、日本国の問題なのだ。憲法9条と日米安保条約、中国の軍事的脅威の評価、それらを踏まえた上での日本のの核武装の是非。この3つの答えを出す前に沖縄のことを考えても答えは出ない。そのあとは安座間美優の出番はなし。
     
うーん、放送時間が長い割に出番は少なかったな。だが、NHK安座間美優を忘れてなかったことがわかっただけでOKな放送であった。