金曜日に行ってきたよ。錦糸町のTOHOシネマズ。18:45という中途半端な回なので座席は3割くらいかな。Leo16さんによると*1、もしドラは軽く抜いて8億突破。あとは10億に届くかどうかだ。だが6月の後半から大作がどんどん封切られて勝負はどんどん厳しくなる。ここは私が援護射撃をしようではないか。私のブログの読者で、まだこの映画を観ていない人が映画館に足を運べば...2億にはぜんぜん足りないが迷っている人がネットで検索してという可能性だってある。では行くよ。例によってネタバレはいっさい無いから安心して読んでくれ。
向井の表情がなんとなく気持ち悪い
いきなりかい! いきなりネガティブ要因かい。あのは虫類的な目がなんとなく気持ち悪い。私、テレビで見たのはCMだけなんで、もとからこういう人なのか、この役のためにああいう表情をしているのかわからないのだが。
北川景子の顔がすごく細い
映画のポスター、私はてっきり画像処理をして顔を細くしたのだと思ってたよ。この人は完全にボクサーと同じなんだね。ふつう、1ヶ月かけて3kg太ると、元に戻すのにその3倍の3ヶ月かかると言われる。細い体型でいたい人は、減量が苦しいので、はじめから体重を増やさないようにする。だが北川景子は自由に自分の体型を変えられるサイボーグ007並の能力があるのだ。これはこれで彼女の才能。誰でもマネできることではないので、焼肉のあとにラーメンと餃子なんか食べない方がいいよ。
たぶん原作のファンの人が残念に思う点
私は原作をまったく知らない。けっこう長い話のようなので、それを2時間にまとめるとどうしても駆け足になる。そのため、主人公がファッションモデルとして大成できるような素質なり努力なりが描かれてないので、ラストは???なのだがまあいい。しかたないじゃん。ハリーポッターみたいに2回に分ける度胸なんか無いよ。私だって2回見に行く度胸が無いよ。原作を知っている人が見たらきっと残念に思う点がラストの方でわかった。昨日のブログの最後の方の画像を見てよ。安座間美優とアズーでは根本的に体型が違うでしょ。そう、
北川景子はモデル体型ではない
私は映画を観に行くまでわからなかったよ。だって北川景子はモデル出身じゃん。正確に言えばモデルとセーラー戦士出身だろ。でも大人のモデルとはああいう体型の人ではないんだよね。原作が好きな人はそこを不満に思うだろうね。いや、私は原作をぜんぜん知らないから、この話は背が低くて8頭身でない人が一流モデルになるサクセスストーリーかもしれないけど。それならそれでちゃんと描かないとダメでしょ。
大政糸旬は見慣れると可愛い
いや、ただそれだけなんだが。この人は道産子なのね。滝川市だって。たしか「グライダーの町」がキャッチコピーじゃなかったっけ? まあ、グライダーができるくらい何にもないとこなのよ。
泉里香は向井にヤラれた
だって向井がそう言ってたんだもん。ヤホー質問箱に出演シーンがわからないと言ってた人。あれはわかるだろう。だが、最後のファッションショーで出てくると思っていたら見落とすかもね。ホントのチョイ役だけど、何度も書いているようにああいった役に泉里香を突っ込むサンミュージックと泉里香の女優への執念を買いたい。いつか大きな花が咲く日も来るだろう。いつだよ*2。
みんなで服を作るシーンがすごくいい
やっぱり日本人って物を作るということに敬意を払う民族なんだと思う。工業製品だけじゃなくて、服、料理、芸術作品、サブカルチャー、おしなべて地道にこつこつと物を作ることへの憧れと尊敬があると思う。たとえそれが金にならなくてもだ。だから勝魔和代の言ってることが心に響かず、この道何十年の職人さんの言葉にうなずいてしまう。高校時代の友人に年商100億の社長と、赤貧の生活をしながらひたすらマンガを書き続けてやっと連載を射止めた人がいたら、社長ではなくてマンガ家と友人であることを自慢しちゃう。