多岐川華子「ヘキサゴン」

心の整理をするのに2日間かかりました。なにがあっても驚かないと覚悟を決めていたのに、動揺してしまった自分が情けない。引いてしまった自分が憎い。でももうだいじょうぶ。いつもの華子様の忠臣となってレポを書きます。
華子様が参加したのは有名芸能人の二世チーム。二世チームといいながら妹の味噌野も混じっているが。私はこいつが嫌いだよ。特別おもしろいことを言うわけじゃなし、変わった反応をするわけじゃなし、ただうるさいだけじゃないか。
     
きょうもお美しい華子様。白いジャージがとてもお似合いです。華子様、なにを思ったのか髪を黒く染めたのでこの茶髪も見納め。きょうはクイズ番組、どうか一言もしゃべらず最後まで行きましょう。新登場のドッジボールクイズ。相手にぶつけた人が答える権利をもらえるらしい。華子様は外野。なにもしないで最後までそこに立っていてください。って、誰か華子様にパスを回したよ。華子様では敵にぶつけられないでしょう。そのまま味方にパスをしてやりすごしましょう。
     

  敵にパス...○| ̄L...

あんたなに考えてんのとゲームが中断。いいです、テレビにたくさん映りました。だいたい、こういう攻撃的なゲームは華子様に似合いません。そのあと、誰も華子様にボールを回さずゲームが終了...華子様、どうせなら顔面でボールを受けるとか、紳助にボールをぶつけるとかエキセントリックなボケをすればよかったのに。敵にパス...
リレークイズ。まずい、まずいぞお、華子様に回って来るじゃないか。

  今年10月1日に建国60周年を迎えた世界で最も人口が多い国はどこでしょう?

ああ、よかった。簡単な問題が来ました。さあ、さっさと中国と答えて抜けましょう。
     

  華子「ヨーロッパ。」...○| ̄L...

ロシアとかインドならまだしも...国じゃねえし...華子様、すごすぎます。だいたい華子様が知っている国は4つだけ。

  日本

  韓国・・・・テレビのロケで行った

  ハワイ・・・写真集の撮影で行ったが、たぶんハワイ国と思っているような

  バリ島・・・DVDの撮影で行ったが、たぶんバリ国だと思っているような

これ以外の国はぜんぶ「外国」。むしろ「ヨーロッパ」を知っていただけ立派です。そう、大金持ちは自己完結しているので外国のことなど無関心なのだ。いいんです、華子様に中国は似合いません。アメリカでさえ似合いません。やはり華子様に似合うのはヨーロッパです。つぎの問題。

  自分の作った味噌の味を自慢することから自画自賛することを「○○味噌」

これはだいじょうぶでしょう、地理ではないから。さあ、チャンス問題です。
     

  華子「砂糖味噌。」...○| ̄L...

そうそう、砂糖を入れるとおいしくなるから自慢のネタになるのね。ちがうよ! そうか、「自画自賛」ってなんのことだかわからないから答えようが無い。「自我持参」だと思った? どんな場でもエゴをむき出しの奴。「俺は甘党なんだよお」って平気で味噌に砂糖を入れちゃう奴。そっちのが難しいでしょ。ヤバイぞ、華子様は抜けられるのか。つぎの問題。

  昔話「一寸法師」で一寸法師が体を大きくするために使った道具は?

社会とも国語とも関係ない問題。華子様をたくさんテレビで見られるのはうれしいのですが、後ろで味噌野が怒っているのでそろそろ答えましょう。
     

  華子「てじゅつ。」...○| ̄L...

華子様、どうせまちがえるなら地球上に存在するものでまちがえましょう。なんですか「てじゅつ」って。「手術」のこと? 一寸法師を改造手術して大きくしたとか。ショッカーですか。私はだんだん偏頭痛がしてきました。でも、これは華子様がご幼少のころ、芸能活動ばかりして絵本を読んであげなかった大女優のお母様の責任です。

  自動車レースで予選1位となったドライバーがスタートする位置のことを「○○ポジション」

華子様はたしか太陽石油キャンペーンガールをやっているので、そこのチームのPR大使をやったことがありますよね。これはわかるんじゃないかな。
     

  華子「ダッシュポジション。」...○| ̄L...

華子様はどういう方面の問題が出れば答えられるの? もう2組だけになっちゃいましたけど。出演者が引いてますけど。

  他人に対する態度が謙虚な人のことを体の一部を使って「○○が低い」

もういいです。味噌野に殴られてください。
     

  華子「腰。」...(T_T)...

そうです、大金持ちなのを自慢せず、淡々とお仕事をして、空き時間はずっとボーっとしている華子様だから答えられた問題。大女優のお母様もきっとお喜びのことと思います。それにしても華子様、すごすぎます。なにがすごいって、これだけ物を知らなくても生きていけることがすごいです。でもそうなのだ。べつに「打ち出の小槌」や「ポールポジション」を知らなくっても何も困らない。華子様の倍以上も生きている私でさえ、自分の人生でそんな知識が必要になったことは一度もありません。「手前味噌」なんて言葉も使ったことがない。わかりました。華子様は下々の庶民の我々にこう言いたいのですね。

  無駄なことは覚えるな。もっとゆったり生きよ

こう言ってうんちく自慢を諫めておられるのですね。ありがとうございました、華子様。でも、華子様って...おバカ...