多岐川華子「趣味の園芸」

     

  華子「摘み立ての新鮮野菜、お家で手軽に食べられたらいいですよね」

きょうはデコ全開の華子様。しかも前頭部がはぐれ雲みたいになってますが、とてもお似合いです。畑や庭が無い家でもコンテナで作ることができるキッチンガーデンの紹介。講師は園芸研究家の篠原さん。ある程度の年令の人だと、もう顔を見ただけでその人の人となりとか賢さがわかるでしょ。この人は立派な人だ。華子様、だいじょうぶか。
     
生まれて初めて植物に水をかける華子様。

  篠原「おしゃれに育てたいなら、あそこにあるテラコッタで育てるのがいいですよ」

  華子「あー!」

テラコッタって指を指されてもどれだかわからなかったであろう華子様。私も初耳だよ。素焼きの鉢のことらしい。だったら素焼きと言えよ。
     

  華子「なんかこれだったらインテリアとしてもいろんな人に見せたくなるし毎日が楽しいですよね」

  篠原「そうですね。でもテラコッタは鉢の底に穴が一つしか空いてないので根腐れしやすいんです」

  華子「あーそうなんですねー」

「ねぐされ」ってなんだかわからなくても少しも動じない華子様。ご立派です。貧乏人は知識をどんどん増やして自分が生き延びるチャンスを増やさなければならない。だが大金持ちは玄関から内側のことだけ知っていれば不自由はしないのだ。
     
生まれて初めてシャベルを手にする華子様。きょうは初体験づくしだ。初めてなのにたいへん上手にできました。砂利を鉢に入れるだけだが。たいへんご満足のご様子。
     

  篠原「やはりキッチンガーデンの醍醐味は育てる楽しさ」

  華子「うーん」

  篠原「収穫する喜び」

  華子「うーーん」

  篠原「そしてそれを食べる幸せ、この3つが野菜を育てる楽しさでしょうね」

  華子「うううう」

初対面の人にフランクな合いの手。だいじょうぶ、篠原さんは立派な人ですから。ところで華子様のその座り方、もしかして

  寂しさや切なさを感じさせるポーズ*1

さっそく実践されているのですね。でも篠原さんの前でそれをやっても...
     

  華子「育てて収穫して食べて幸せ。暮らしの中の愛情もアップしそうです」

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