デニールという単位について

気になる記事があった。

www.narinari.com

「数年前、多くの人が知っているのに、僕は全く知らない単位があることに驚いた事があります。その単位が『デニール』」

てっきり「デシリットル」だと思った。この単位だけは小学校を卒業してから一度も使ったかとがないけど「デニール」だった。なんだよ、デニールって。デニーロだったらしってるぞ。ロバートを数える単位な。

   

   

この2人で「2デニーロ」な。いやいや、ロバート・デニーロって正しくは「ロバート・デ・ニーロ」だろがよ。それでデニールだが、調べたらすぐに出てきたよ。

voi.0101.co.jp

デニールとは、繊維の太さを表す単位のこと。糸は、9000メートルという一定の長さの質量を基準に太さを表しています。9000メートルで1グラムの糸=1デニールとなっています

なんだよ、この中途半端な長さ。なぜ10,000メートルにしなかった? これって、どこかの商店で売られている糸の単位が1デニールって決まっていて、それの長さを計ったら約9,000mだったというオチではないのかな。でも糸を9kmずつじゃないと売ってくれないってどんな店だよ。トラックで行かないと買えないぞ。そういうことじゃないのか。そもそも9kmで1グラムって軽すぎるだろ。糸にする前の繊維のことか。デニールってまったくピンと来ないよね。「1モル=6.02×1023個」と同じくらいピンと来ない。上の記事に例が出ているのでそれを見てみよう。

   

画像を縮小しすぎて60より上がぜんぶ同じに見えるが、25デニールは足が透けて見えるストッキング。60デニールは膝小僧に貼った絆創膏がギリ見えるくらい。110を超えると小学生が履いているタイツ、160だとステテコくらいだろうか。よし、これでまた少し賢くなった。でも、さんざんボケたので「デニーロ」は思い出しても「デニール」が出てこなさそう。