安座間美優「ありがとう、みゅうみゅう」ズムサタレポ（その３）

安座間美優のブログがやっと更新された*1。安座間美優がどれほどの責任感を持ってこの番組に臨んでいたか、この番組へどれほど深くコミットしていたかがよくわかる記事なので、襟を正して熟読するように。私が（その１）で紹介したラストウォーキングの前に、アズーとモッチーがお別れの手紙を読むという、いかにも安座間美優を泣かせようという催し物があったのだよ。で、現に安座間美優は泣いていた。涙を流して鼻を垂らしていた。ところが上重が「では、みゅうみゅう」と言ったとたん、満面の笑みで最後の挨拶とズームイン、そしてズムサタ最高！で尺ぴったり。正直なところ、私は安座間美優がこれほど真摯に番組の制作と向き合っていたとは思わなんだ。日テレはいつか失ったものの大きさに気づくであろう。

　　上重の代わりはいるが、みゅうみゅうに代わりなし

本当は（その１５）あたりで書こうと思ってた話だったのだが*2、ちょうどブログが更新されたので書いておく。
ニュース、朝刊拾い読みが終わって5時台最後の天気予報。
【5:56】ラスト・5時台最後の天気。

　　　　　

　　上重「時刻は5時56分、全国のお天気です。みゅうみゅう！」

　　美優「はい、東京汐留はとても涼しく上着があってちょうどいいくらいの朝です。

　　　　　それでは全国のお天気です」

ここで画面が切り替わり全国の天気や気温を20秒くらい解説。ここまでは全国放送ではないかな。その先は関東ローカルになって宮本さんが登場。いつもは省略する寸劇もレポする。

　　　　　

　　美優「つづいて関東のお天気です。すっかり秋らしくなってきましたね」

　　宮本「ですよ〜」

　　美優「宮本さん、秋の味覚もこれで楽チンなんです」

　　　　　

　　宮本「これなに？新しいスポーツじゃないの？」（卓球のマネ）

　　美優「ちがいますねーこれ実は折れ曲がるまな板なんです。

　　　　　切った食材をそのまま鍋に入れることができる優れものなんです」

　　宮本「なるほど、折れ曲がる。な、みんなちょっと知ってた？」

　　　　　

　　宮本「なんだよー、持ってんじゃねえかよー」

　　美優「食欲の秋にぴったりですね。それでは詳しいお天気をドラマーチックな杉江さん！」

　　　　　

　　杉江「オッケー！」

ね、いままで省略してた理由がわかったでしょ。ただ台本にそって進行するだけなので突っ込みどころもなくて、そのわりにセリフをぜんぶ書き写してキャプチャーを見せないと内容がわからない。
【6:05】ラスト・6時最初の天気。

　　　　　

　　美優「東京汐留はひんやりしてますが、日中は快適な陽気になりそうです。

　　　　　それでは全国のお天気です」

さっきと同じ全国の天気や週間天気予報を安座間美優が話す。その後、カメラがスタジオに切り替わり杉江さんとモッチーで関東の天気。つづいてニュース、スポーツニュース、芸能ニュース。見分けが付かない韓流アイドルの紹介と、ギャル語の解説。どうでもいい。
【6:51】ラスト・6時最後の天気。
これが最後の天気予報だ。

　　　　　

　　美優「時刻は6時51分、全国のお天気をお伝えします」

BGMが安座間美優の♪ベイビベイビ突然に♪なので、ちょっと笑う。ここはひとことではないにしても二言三言。ここまでが全国放送かな。

　　　　　

　　美優「つづいて関東のお天気です。マイスタ前、現在の気温は17度。そしてきょうのポイントはこちら」

　　杉江「はい、行楽日和スポーツ日和」

BGMはしつこく安座間美優の歌。しかも最初から。ここでこの日の意味を気づく人は気づいたかもね。このあとに「ラブリーエール」がかかったら誰でもわかったかもね*3。このベイビベイビも懐かしい。

　　NHKか．．．なにもかも懐かしい

震災を境にいろいろなことが変わってしまったので、とても半年前のこととは思えない。このときは安座間美優の前には洋々たる未来が待っていると思ったのだがなあ。最後の天気予報が終わった。ちょっと噛んだことはあったが大きなヘマもなく3年間を勤め上げられた。立派だ、みゅうみゅう。
【6:52】ラスト・ウォーキング天気。

　　　　　

　　美優「秋をかわいくカラフルに彩るファッションをお届けする美優のウォーキング天気」

さあ、最後のウォーキング天気だ。噛むなよ、尺からはみ出すなよ、余らせるなよ。1回くらい思い切り転んでパンツ丸見えというのも見たかったな。

　　　　　

　　美優「きょうのファッションポイントはネップツイード。

　　　　　ネップツイードとはピンクやオレンジの明るい色の糸が織り込まれた厚手の記事のことで」

　　　　　

　　美優「糸の固まりが小さなつぶのように見えるのが特徴です」

実はこの日の衣装がワンピースでなくジャケットであることが後ほど安座間美優にとって有利に働く。だがそれはまだ先、（その８３）あたりの記事*4。

　　　　　

　　美優「クラシカルスタイルが注目のこの秋、女の子らしくて上品なネップツイードは

　　　　　タンクトップやショートパンツなどカジュアルなアイテムとの相性が抜群です」

いかにもカメラマンの視聴者サービス。きょうのポイントは上着なので足を撮す必要なんかまったくない。残念ながらタイツの色とカーペットの色が同じなのでよくわからない。いまになって聞くと安座間美優の声が少し震えている。感無量なんだろうな、いろんな意味で。って、BGMが終わっちゃったのにまだ足を撮してるぞ。うう、最後の最後で尺に収まらなかったか。