北川景子「家事ヤロウ!!!」

TVerで見たよ。本当に便利な時代だ。面白かった箇所を順不同で紹介するよ。まず今回の出演だが、新番組が始まるわけではなく、映画が公開されるわけでもなく、告知事項はなんだろうと思ったが

   

写真集だった。テレビや映画と違って、この告知のために何が何でも出演したいというわけではないんだろうね。そういえば写真集のイベントに行ったのはいつだっけ? 検索をしたら2013年8月25日だって*1。10年前か。この日も暑かったが今年の比じゃなかったな。番組はゲストの北川景子とレギュラーのカズレーザーバカリズム、KATUNの誰かでダイソーに行き、便利グッズの売れ筋を当てる。出演者は自分の買い物をしてもよいらしく、北川景子が爆買いをする。

   
   (北川さんの購入金額 4,294円)

   
   カズ「引っ越し初日!」

東急ハンズで4千円ならわかるが、ダイソーで4千円ってどんだけー! あと面白かったのが古い携帯電話やスマホが家にたくさんあるという話になった。北川景子は機種変のときにいままで使っていたものを店で引き取ってもらうので、古いスマホは1台もないと。

   中丸「心配じゃないですか? 写真を見られるかもって」

   
   北川「見られて困ることしてない」(スタジオ爆笑)
   カズ「あなたと一緒にしないで」
   バカ「データの質が違う」

北川景子はバラエティ番組に出たときに「爪痕を残したい」と意気込んでいるそうだが、無理に面白いことを言わなくてもこういう反応が笑えるんだよな。ダイソーで売っている調理時間を時間短縮できるグッズを使って、スタジオで北川景子が実際に調理をする。材料を漬け込んでいる間に北川景子がレギュラー陣に相談をする。

   
   北川「芸能界で生き残っていくために大切にしていることってなんですか?」
   カズ「こっちが聞きてえ」
   バカ「味付けの合間に答えるようなことじゃないよね」(スタジオ爆笑)

レギュラーのようにバラエティ畑で生きている人たちと、俳優では違うよね。自分の職業を忘れちゃっているのか、それともバラエティ界の人たちの心得を知っておけば自分がこの手の番組に出たときもっと上手に振る舞えると思ったのか。私は前者だと思う。北川景子の心中など凡人が想像してもしかたないのだ。

   北川「若いときはがむしゃらに頑張っているのを見せない方がかっこいいと思ってた」

   
   北川「でもそれは心証がめちゃくちゃ悪かったので」(スタジオ爆笑)
   北川「反省してめちゃくちゃ頑張った時期もあったんですけど」

   
   北川「それも押しつけっぽいのかなって」

でも女優の中で北川景子菅野美穂蒼井優の3人は番宣で来ても番組の趣旨を理解して一所懸命にやってくれるとテレビ関係者の談話をなにかで読んだことがあるぞ。

   
   バカ「売れるためには『何をやるか?』、生き残るためには『何をやらないか?』」
   (ほおーっと一同感心)

   
   バカ「ここでする話じゃないですよね」

これは大事だね。失点をしても得点を取りに行くか、得点を取れなくても失点を抑えるか。スポーツだけでなく、仕事、勝負事、場の流れを読んでどちらで行くかを決める。すべてに共通する心得だと思う。墓穴を掘ってその中に落ちて、さらに穴を掘っているやつをずいぶん見てきた。北川景子も感心していたが、君は俳優だぞ。でも企画・脚本・演出・共演者すべてがハズれの作品でも「それでも北川景子は良かった」と言ってもらえることってあるからね。もう一つの相談。

   
   北川「この人とは話が合わないなと思っているときに、どのくらい合わせればいいですか?」

これはバカリズムカズレーザーとも同じ答えで「気が合わない人の方が、自分が面白いことを言える」。この発言の真意を北川景子がどこまで理解したかわからない。ご主人はわかったと思うので家で説明してあげて欲しい。本来は自分だけがしゃべってウケるのではなく、共演者も立てて、可能ならばその人の面白さを引き出してあげなければならない。だが気が合わないとか嫌いなタイプだと共同作業がそもそも無理なので、相手のことは無視して自分のペースでしゃべって笑いを取るしかない。こんなところかな。お子さんの話とかご主人の話もあったが、あとはTVerで見てくれ。今回の出演もかなり好感度が上がったと思うぞ。