酷暑のビデオまつり「小さな悪の華」「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談」

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるが、マジでお彼岸まではこの暑さが続きそうだな。本来、彼岸までの暑さって残暑だけど、今年は猛暑がつづくのな。

小さな悪の華 [DVD]

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  • カトリーヌ・ヴァジュネール
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小さな悪の華
【800円】U-NEXTで視聴。もっとエロいか怖いかの映画だと思ったが違った。ただ1970年の映画なのでポスター左側の女の子がふざけて若者を誘惑したら相手が本気になって襲われ、胸をはだけてパンツを降ろされてたので、あのシーンも当時としてはセンセーショナルだったんだろうな。キリスト教系の全寮制の学校にいる二人の少女。夏休みで家に帰るが、主人公(右側)の両親が旅行で家を空ける。歯止めがなくなった主人公が、悪というより度が過ぎたいたずらをしまくって、最後はフランス映画らしい破滅を迎える。

映画 イチケイのカラス
【1,200円】「HERO」もそうだったが、連続ドラマの映画版ってドラマの良さが無くなっちゃうんだよなあ。あと、テーマが重すぎてラストがすっきりしないというか、すっきりできないのが残念。ファンが求めているのはそこか?

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談
【1,500円】映画館で観たんだけど、ヒューマントラストシネマのちっちゃい画面で見たので良くわからなかったんだよね。ビデオで見てやっとわかった。主人公の教授は降霊術や心霊現象のトリックを暴くテレビ番組をやっている。行方がわからなくなっている同じトリック解明の先人から連絡が来る。行ってみると、トリックがわからない事案が3件だけある。そのために自分は霊の存在を信じかけていると告げられる。その3件の関係者に会って話を聞く主人公...日本でもよくある実話怪談の体裁だが、話の進め方や映像が豪華。ただ、日本との違いがよくわかる映画でもある。なんだかよくわからないから怖いのが日本の怪談だが、こちらは最後にちゃんとお化けが姿を見せるのが特徴。そこで興醒めになっちゃうんだよなあ。さらに3話のあとにあるエピローグが幻想的な作りでラストは私が嫌いな終わり方。それなら何でもありになっちゃうだろ。

へヴィ・ドライヴ
【500円】あらすじはこうなっている。「愛する妹を救うため再び裏家業に手を染める元運び屋の行く末を描いたクライムスリラー」。姉はMIBインターナショナルの人。妹はシンデレラの人。姉妹だが人種が違うのか。配役は豪華なのに、これは日本の配給会社が悪い。ポスターもあらすじも嘘。拳銃を持つことはないし、カーチェイスも無い。原題は「Little Woods」だしな。この映画のテーマは貧困層の姉妹が男のために苦労する話。

1回表のウラ
【?】まだ1話しか見てないんだけど、1話24分で全4話。福岡ソフトバンクホークスの広報スタッフの活躍を描いたドラマ。表参道高校の吉本実憂が出ているので見てみた。彼女はオスカープロモーションを辞めたあとに剛力彩芽の個人事務所に所属した。そこまでは知ってたが、そこも1年半で辞めてしまい昨年末からフリーなんだな。彼女は北九州市の出身で、このドラマも舞台が福岡、また北九州市が舞台の映画にも出演しているので、小松彩夏と同じくフリーになったら地元だな。昨年も今年も主演かヒロインで2本ずつ映画に出ているんだが、マイナーすぎて観に行けないしDVDも出てないんだよね。それでもコンスタントに映画出演があるのは立派。小松彩夏と同じで前の事務所からの繋がりでバックアップしてくれる人がいるのかもね。がんばれ!