小松彩夏「終電バイバイ」レポ

昨日は疲れちゃってレポを書く気力がなかったのだよ。気を取り直して小松彩夏の久しぶりの長時間ドラマ(30分だけど)を紹介しよう。
     
初めて見るのでよくわからないが、終電を逃してしまった主人公が初めての街で一夜を過ごすオムニバスドラマらしい。今回の舞台が蒲田。小松彩夏は旬を過ぎたグラビアアイドル。
     
全盛期の芸名ではなくいまは本名で活動をしている。事務所をクビになったのかな。そしていまは蒲田のご当地アイドルユニットの一員。
     
だめだろ、この設定は。シャレになってないぞ。旬を過ぎたグラビアアイドルを演じさせたら小松彩夏の右に出る者はいない。そんなことで第一人者になっちゃダメだ。だがマネージャーからそのユニットも脱退するように勧められる。飲めない酒を飲んで泥酔状態の小松彩夏。そこに主人公が通りかかる。
     
だが彼は病的な潔癖症。たとえ服の上からでも他人と触れるのが耐えられない。
     
小松彩夏が触れたところをあわてて除菌シートで拭く。おい、拭き終わった除菌シートを視聴者プレゼントにしてくれ。まともに歩けない小松彩夏を彼女のアパートまで送っていく。「入って」と誘われる主人公。勇んで中に入ると
     
そこはゴミ屋敷。小松彩夏は片付けられない、捨てられない女だったのだ。潔癖症の主人公はつらい。その点、私なら気にしないぞ。小松彩夏のゴミなら生ゴミでもプラスチックゴミでもどんとこい! ベッドで寝てしまった小松彩夏。部屋を片付ける主人公。義を見てせざるは勇無きなり。勇無きすぎるぞ。さすがに潔癖症の男、片付け方をわかっている。
     
そう、どんどん捨てることだ。主人公が片付けている間、昔の自分のビデオを見て涙ぐむ小松彩夏。「いる物といらない物に分けて、いらない物は捨てる!」と主人公に諭される小松彩夏。捨てなければならないいらない物とは、冷蔵庫の中にある賞味期限の切れた食べ物だけでなく、小松彩夏自身の昔の栄光への未練。捨ててはならないいる物とは、まだ使う化粧品だけでなく、かけがえのないいまの自分。とは一言も言ってないが、主人公の言葉からそれに気づいたのだろう。でも私は捨てられなくてまた汚しちゃうよと言う小松彩夏に、僕が何度でも捨てに来るからと主人公。いい雰囲気になったところで、突然マネージャーがやってくる。ユニットを辞めさせたのはクビではなく、もう一度ピンで売り出すためだったのだ...
突っ込みようのないストーリーだったのでレポが膨らまなかったよ。昨日も貼ったけど、いちばんの表情。
     
よかったな、潔癖症の兄ちゃん。でも服の上から触れることもできないのでは、これ以上の進展はあるのか?