真夏のビデオまつり

      1,000円
たしか上映館が極端に少なくて観に行けなかった映画。不条理型のホラーが4本のオムニバス。前の話の登場人物がつぎの話の出だしに絡んでくるのが新しい。そして4話が終わると始まる5話目。実はこれが1話目の前半という構成。そこは凝っているのだが、それぞれの話が不条理すぎてわけわからなくて全体としては残念な映画。


      1,500円
ヒュー・ジャックマンが若いよ。いつの映画だよ。2001年だって。ヒロインは同じくX-MENのストームの人か。天才的ハッカーヒュー・ジャックマンが悪のボスのジョン・トラボルタにスカウトされて95億ドル強奪計画に加わる...中盤まで退屈だが最後が盛り上がる。そしてどんでん返しがあって、トラボルタが実はものすごく賢くて、それほど悪い奴ではなかったという。


      800円
これはまた怪作。セーラームーン聖闘士星矢の必殺技バンクってあるでしょ。主人公がダンスを踊ると、それのイメージの映像が流れる。それが一つの話になっていて、戦闘中の兵士だったり、中世のお城だったり、別の天体の戦争だったり。結局、ダンスそのものの映像は一度も出ない。いったいどんなダンスだったのか。元の話は両親を失った主人公、遺産を横取りするために主人公を隔離病棟に入れてしまう。そこで仲間を作って脱出する。だがラストが意外。500円のところ、その意外さで800円にした。


      1,200円
ガリレオのコンビだね。本作は意外にもまだ1時間近く残っているのに湯川博士が犯人を指名する。その人が殺人を犯さなければならなかった訳、そのトリックを成立させるために巻き込まれてしまった人の苦しみ、それを残り1時間で丁寧に描いている。とりあえず最後まで飽きないのだが、やっぱり本格推理の映画化は限界があるよなあ。


      テレビドラマのため値段を付けられない
映画に比べると連続テレビドラマは高いよな。1話が300円だからぜんぶ見たら3,000円になってしまう。辻村深月原作の小説のドラマ化。この小説、ひたすら主人公がかわいそうで、最後の5ページでやっと救われる。そこだけ映像で見たかったんだよね。なので最終話だけ視聴。元が良いのでドラマも一定の水準にはなっているのだが、主役が残念。主人公の12才を演じた子役の方が演技が上手で原作のイメージに近い。あの子にそのまま20才までやらせればよかったのに。無理か。あと私が好きなセリフがドラマには入ってないのも残念。