今回は異色作が無かったよ。
クライモリ
【1,500円】2003年に第1作が作られ、第6作まで続いたシリーズのリブート版。2021年にDVDの発売と配信が行なわれただけで劇場公開はされなかったみたい。若者がキャンプで森に入るとそこにヤバい奴がいたという展開は同じ。だがリブート版は突然変異の怪人ではなく「ミッドサマー」みたいな異文化接触物語。しかたなくそこに馴染む話かと思ったら終盤は脱出するサバイバルアクション。あー良かったと思ったらエピローグでどんでん返し。バッドエンドかーいと思ったらエンドロールでさらにどんでん返し。前作の「クライモリ」とはまったく違う話だが、最後まで楽しめる凝った作り。この映画を見て不思議だったのがハリウッドの倫理規定。最近見た映画でもあったが、悪い奴がヒロインの行動の自由を奪うために妊娠させる。私としては最高度の胸糞悪さだが、フィクションとはいえ、これはアリなのか?白雪姫や人魚姫を白人にするのはNGなのに、これは良いのか。この程度のことなので、LGBTもSDGsもカーボンニュートラルも欧米が言ってるから正しいと思わないで我が道を行った方がいいよ。
99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE
【1,500円】ドラマは一度も見たことがないんだよね。プライム会員無料になったので見てみた。面白かったけど、劇場で観る必要ってあるのかなって。99.9%は刑事裁判で有罪になる割合で、残りの0.1%の無罪を勝ち取る主人公ってことらしい。映画ではとくに触れてないが、この数字をもって日本の司法はおかしいとか、刑事裁判では被告が圧倒的に不利だとか言う人がいるけどそうなのだろうか。検挙数に対する有罪数、あるいは人口に対する有罪数が異様に高いなら問題であろう。だが起訴に対する有罪なので、これが高いのは検察が裁判で有罪にする確証がない案件は起訴しないってことじゃないのか? それは悪いことではないと思うが。
パレード
【1,200円】U-NEXTの配信期限が迫っていたので見た。うーん、この映画のテーマは何なんだ? でも藤原竜也、小出恵介、林遣都、貫地谷しほり、香里奈の演技が上手で最後まで見ていられる。
死霊探偵~俺たちゴーストハンターズ~
【1,000円】超常現象のインチキ番組を作っているスタッフ。今度こそ本物を撮影しないと解散になってしまうので「ここは出る」という屋敷に乗り込む...この設定で何本映画があるのかと。本作はコメディで怖くもなくハラハラもしない。スタッフの一人が殺されてしまうが、ここは死んだものがゴーストになり、ゴーストは物理的な攻撃ができる。とするならこれもできるわけだ。そこだけ感心した。
キャビン・イン・ザ・ウッズ
【1,000円】このオチはなんなんだ? メタフィクションだったってこと? 変なオチでもそこまでが面白ければ良いというほど私は人間ができていない。
大河への道
【1,900円】映画館で観たが、週末100円セールだったので再度視聴。感想は映画の方に書いてあるので省略。
このシーン、何度見ても泣ける。