リモートワークの可能性

原則出勤に戻した会社、引き続き自宅でできるなら出社不要の会社、出社か自宅のどちらかに週何回と制限をつける会社などいろいろみたいだね。出勤せよという会社もその理由がアメリカの大手IT企業みたいに「ちょっとした雑談がイノベーションには大事」という前向きなのもあるし、出勤してくれないと管理ができないというアホな会社もある。私は以前に書いたように足を怪我して出勤できないときがちょうど「在宅勤務ってのもアリじゃねえ?」という時期と重なって幸運だった。出勤か在宅かは、どちらかが100%というものではなく、全社員共通というものでもないと思うよ。業務によって出社する必要がない人は家ですれば良いし、共同作業をしている人なら出社と持ち帰って在宅勤務を使い分ければ良い。いずれにしても部下が目の前にいないと管理ができないという理由での出社はNG。それは管理職の無能さを宣言していることになる。だいたい管理ってなによ。

特殊女優の渡辺まおさんが引退をした。文春オンラインにロングインタビューが載っている。

bunshun.jp

いま話題の「AV新法」は私が論じられるほどよくわかってないので控える。誤解と扇動が入り交じって本当のところがよくわからない。渡辺まおさん、いまは会社員らしいが

――ちなみに職場の方は元AV女優であることを知っているのでしょうか。

神野 トップにいる方以外は知らないと思います。今はリモートで仕事をしているので、直接顔を合わせることもないですし、飲み会もないので。不思議に思っている方はいるかもしれないですが、直接何か言われたりとかはないです。いい職場に巡り会えました。

この人なら出社してもわからないと思うよ。彼女よりわかっちゃいそうな松本菜奈実さんも在宅で勤務をしていると書いてあった*1。一定のスキルとやる気はあるが出社できない人。この二人は本人の事情ではなくまわりがザワつくからという理由みたいだが、たとえばパワハラやセクハラで病んでしまった人でも在宅勤務ならできる人も少なくないのではないか。特定の人以外からはメールが来ないようにすればよい。これを実現するには社内のデジタル化、ペーパーレス化が完璧である必要がある。調布市尼崎市ではまだ無理だな。あとは勉学の意欲はあるが学校に行きたくない子ども。これを各学校や先生が在宅学習の用意をするのは負担が大きすぎるので、「家庭教師のトライ」みたいな会社で良いのではないか。こんなことを書くと「学校とは勉強をするだけでなく集団生活によって人間的な・・・」と反論はあるだろうが、それが無理な子がいる実態を認めろよボケ!