ゾンビに襲われた街...ではなくて

夜のタワーマンション街に住民の叫び声が響く...「1週間以上のロックダウンに高層マンションの住人が発狂してしまう。(上海)」と紹介されていた動画。ゾンビに襲われているのではなく、発狂したのでもなく、ストレス解消のためにみんなで雄叫びをあげているみたい。これだけ高層マンションがあると閉鎖したときに影響を受ける住民の数が市川市の数百倍だろう。「日本は生ぬるい。中国みたいに徹底的な都市封鎖をせよ」と言ってた奴、それがどれだけ悲惨な結果を招くか現在の上海の様子がいろいろニュースになっているのでよく読むように。マンションから出られないんだからね。これが日本みたいに感染者数とか病床の使用率とかの指標なら「そろそろ来るから食料を買っておくか」とか「もうすぐ宣言が解除になるね」とか自分で判断して用意をすることができる。でも「ゼロコロナ」が国是だから一人でも出たらいきなりロックダウンだろ。こんなの予測のしようが無いよ。数日間の余裕はあるのだろうけど、これだけ人が密集していたら食料品店なんか長蛇の列。買えればいいけど買えない人も多いだろう。そうなると、つねに2週間分の食料や飲料の備蓄をしておくしかない。しかもその生活がいつまで続くのかまったくわからない。あと、これがロックダウンによるものかわからなかったがこんな動画もあったよ。

炊き出しの焼きそばみたいなもの、家から洗面器やバケツを持ってきてすくってるよ。こういう光景を見慣れてしまうと、震災の後でも列を作って物資を受け取っている日本人が奇異に見えるのだろうな。ただあれは道徳とか公益というより、順番を守って整然と受け取った方が結局はいちばん早いという日本人の知恵だと思うんだよね。緊急事態宣言下でもお店が開いていて、買い物にも行けて良かったね。