視聴率は最終回というのに前週より下がって6.0%。だいぶ前に見るのをやめてしまったが泉里香がレギュラーのドラマ、最後を見届ける義務が私にあるのではないか？ ということで見逃し配信で視聴した。「家売るオンナの逆襲」の日テレの見逃し配信は幅が1200でCMなし。フジテレビのは幅が900でCMあり。ただ、このCMは放送時とは違っていて２社の同じCMが繰り返し流れる。今回は泉里香主演のこのドラマ専用のCMが何度も流れたので俺得。
最終回といっても泉里香の出番が増えるわけじゃなくて、あいかわらず主人公サイドに良いように利用されている。
しかたないよ。いまはとにかく実績を積むことだ。
傍聴席でライダー姉弟のツーショット。今回は３分の２あたりまでのシリアス展開はそれなりに見応えがあったのに最後の方はいつものノリ。去年の「海月姫」は「こんなに面白いのに視聴率が上がらなくて芳根京子ちゃんと泉里香がかわいそう」と思ったが、このドラマは６％でも「みんな、よく我慢して見てるな」と思った。最終回を見てあらためて思ったが、たぶんスタッフ全員が好きに作っちゃったのがこのドラマなのではないか。なので、根幹のストーリー、それに付随するエピソード、レギュラー陣のキャラクター、映像や美術などのビジュアル、各担当が好きなようにやっちゃって、それの整合性が取れてないので終始ガチャガチャしながらドラマが進む。余分なところをそぎ落として全体のバランスを取るのがプロデューサーの仕事だと思うのだが。レアでもおいしい和牛の霜降り肉に、チーズと松茸を乗せてオーブンで焼いて、そこにフォアグラのソースをかけちゃったので素材の味がどれも生きてないみたいな。同じクールに北川景子と泉里香のドラマがあるという夢の３ヶ月のはずが、残念な結果になってしまった。暇人の私が見るのをやめるってどんだけだよ。泉里香は高飛車、コミカル、シリアス、エロはどれでもいけることが関係者にはわかったと思う。つぎを期待してるぞ！
