日本の品位を守ったB級AV女優(最終回)

さあ、最後の日のレポをするぞ。結局、日本のマスコミはまったく取り上げなかったね。野球拳って書いてあったけど、そんなもん参加するやつなんかいないだろう。かなりでかい会場で観客もおおぜいいる。それにどこまで脱がされるかわからない*1
     
「選我!」「選我!」...お、おまえら、すげえよ。マナ板ショウじゃないぞ、ただの野球拳だぞ。ジャンケンだと後ろから見えないので、パネルを出すようだ。
     
男がいきなり負けたよ。脱ぐのか!
     
会場はすごい盛り上がり。陽気すぎるぞ、台湾人。大槻ひびきが負けた。
     
ブラを取る大槻ひびき。「脱!」の大合唱。そうだな、会場が盛り上げてくれないと悲しいイベントになるよな。
     
また負けてパンツを取る。パネルでガードする係のお姉さん。このフルバージョンはY○uTubeにアップされているが、とにかくグダグダなのでここの総集編で十分だと思う。波多野結衣が負けた。
     
これはうまい! パーツとしてのエロさは、靴下<<<<<ブラ<パンツ*2だが、もっともエロ度の低い靴下をエロく脱ぐ。
こういうのを見てお下劣だとか日本の恥だと言う人もいるだろう。そういうあなたは九州ほどの大きさしかない台湾がもっとも日本のことを心配してくれたのを知っていたか? その台湾に感謝の気持ちを伝えたか? 彼女たちが台湾でおバカをしてくれたのは立派な民間外交だ。会場に集まった人たちには政府からの形式的なメッセージより、2人のAV女優の感謝の声のが心に突き刺さったはずだ。8月の台湾への旅行者は過去最高だったらしい*3民主党政府とマスコミの台湾へのあまりの冷淡ぶりによって、島国の引きこもりの日本人が「このままではいけない」と外交意識に目覚めてしまったわけだ。無能な政府と、政府の広報誌と化しているマスコミを持つことは一概に悪いことではない。その分、国民は強く賢くなる。
私は台湾での波多野結衣の人気についてすごいと思うのが、どこにも仕掛け人がいないことだ。いまの日本の芸能界は仕掛けばかりだ。Ακβ、邪似図、韓流、エイベシクス、すべて仕掛けによって先に人気を作り、正確には人気があるように見せかけ、あとから実態が付いていく。とくに韓流などは隣国の国家戦略になっている。これはめずらしいことではなくて、米国の映画、とくにディズニーの世界進出も国家戦略だった。ところが日本が世界を席巻したコミック、アニメ、ゲーム、そしてアジアで広く受け入れられているポップス、AVは、それぞれの供給元が単に己の利益だけのために世界進出をした結果であり、そこに国家の打算は無い。AVなんか規制はあっても後押しはいっさいない。これは日本人が誇って良いことだ。
これには日本文化のバックボーンがあると思う。そもそもヨーロッパでの芸術の担い手は支配階級、搾取階級のものだった。日本も安土桃山時代あたりはそうだったが、江戸時代になると浮世絵、浄瑠璃、歌舞伎など町人文化が一気に花開いた。いまから300年も前に文化は庶民のものだったのだ。アニメを国家戦略として、などと政府が数年ごとに言っては消えていく。それは無理だ。アニメもAVも、江戸時代から綿綿と続く日本の庶民文化の産物、政府が介入する余地などまったくない。
さて、台湾の親善大使として任を果たし日本に帰ってきたAV女優2人には、日本での厳しい現実が待っている。日本に戻れば、彼女たちを取材する記者は一人もなく、600人のファンに囲まれることもない。あいかわらずC級に近いB級女優なのだ。みんな、波多野結衣と大槻ひびきのDVDを買ってやってくれ。私はちょっと...*4