昨年ほど情報が入ってこないのだが、台湾で「巨乳天使」と呼ばれていた人のブログに台湾の感想が書いてあった。昨年のレポで私が想像して書いた彼女たちの心情がまさにドンピシャで書いてあったので紹介したい*1。
もぅここ別世界ですよ、ほんとに!
台湾の空港に着いた瞬間から警備の人に囲まれ!?
守ってくれてるかと思えば警備の人や空港の方に写真をお願いされ。
空港出口に行こうとしたら人、人、人!!!!!!!!!
しかもテレビカメラや雑誌や新聞のカメラに記者の方に
ファンの方がいーーーっぱいwwwwww
ガガ様来日の日本的なの想像してくださいww
そんな感じで度肝を抜かれた台湾ですが。
カレンダーや写真集や@ここみん持ってくれてたのが感動しました
まずは空港での歓迎ぶりに驚く。俳優、ミュージシャン、ふつうのアイドルは程度の差はあれ日本でも台湾でも同じ扱いだろう。だがAV女優はまったく違う。彼女はデビューして4年と書いてあったので、AV女優の賞味期限は長くて2年。俳優やミュージシャンは作品によって新しい自分になれる。AV女優は素の自分だけで勝負をするので飽きられるのが早い。二十歳前後でデビューして年間数十本、多い人は100本以上の作品を取るので、北川景子の10年をたった1年で駆け抜けるのがAV女優だ。巨乳天使もAV女優としてのピークを過ぎているので*2台湾での歓迎ぶりがうれしくないわけがない。
ホテルに着いたら何時でもファンの方が出待ち?的なので居たり
外出るときは1人じゃダメだし。
まぁ海外だしね!
でもプライベートで遊び行くーーー!!
ってなったらパパラッチされてしまうのだと。
されてみたいもんだがね!!
日本じゃ犯罪でもしない限りニュースなんて出れないし!
でもこっちだと
テレビをつけたら自分達が色んなニュースに流れているし
新聞だって1面に載っている。
外を歩けばサインや写真を求められる。
なんてこった、ですよ。
日本のAV女優さんに対してこんなにも熱い国だっただなんて、台湾。
本当に日本じゃありえない日常を送っていて違和感満載です。
「日本じゃ犯罪でもしない限りニュースなんて出れないし」これは笑った。私が使った表現と同じだね。やはりそう思うか。パパラッチもされてみたいと。AVはマンガ、アニメ、ゲームと並ぶ日本が世界に誇るソフトウェアなのに、扱いの低さが半端ない。以前も書いたが、人気はあるのに心を病んでしまって引退したりリストカットを繰り返す人も多いと聞く。なにかファンとの交流の場を設けてあげることはできなかったのだろうか。だが、お世話になっていてもイベントに行くのはなかなか勇気がいる。
すごい大きな会場でレッドカーペット歩いたよ!
ファンの方の熱気が凄くって
会場内を歩くときはSPさん達が手を繋ぎ合っておっきな輪っかを作っていて
その中に私たちが入って移動するのw
どんだけー!!!って感じなんだけど
その位台湾には熱いファンの方が多いんです。
少しでも存在見えたら写真撮りまくってくれるんだwwwww
女の子も普通に居てほんとびっくり!!!!!
何かびっくりの連続だよ。
そうだよな、日本でイベントをしてもソフマップに40、50人が集まるくらいだろう。グラビアイドル以上にハードルが高い。
台湾にはAVってのがないんです。
国の法律的な?
だから皆動画サイトから私達の作品を見てくれてたりするようなんだけど。
よく知ってくれてるな・・・・って思う。
やはりそうなのか。合法的に販売されているけどAV女優は日陰者の日本。違法な作品だけどAV女優は国賓扱いの台湾。この対称性が不思議すぎる。
こんな風に日本でも扱ってよ!!!
なんてのは全く思わないけど
台湾のように、もっともっと”アダルト”ってものに
偏見が少しでもなくなれば良いの に・・・ってすごい思うよ。
偏見が悪い事だなんて言えないけど
”アダルト”や”エロ”ってのをもっと身近に感じてほしい。
もっと気軽に見たり話したりできる国になればいいのにって思った。
そうだな。私は身近に感じて気軽に見たり話したりしているけど...ただし、日本のAVがここまで進化したのは日本がそういう国であるからだと思う。そしていまだに局部を映してはいけないという倫理規制が日本のAV文化を大きく花開かせた。AVほどではないにしろ、マンガやアニメだっていまだに表の文化ではないのだ。その証拠に電車の中で大人が少年ジャンプを読んでいたら同じ大人が白い目で見るだろう。「日本のマンガとアニメはすごいねえ」と言ってるおまえらが、少年ジャンプを読んでいる大人を許さないのだ。だがそれでいいのだ。ヨーロッパの芸術家に多大な影響を与えた浮世絵だって江戸時代は高尚な芸術ではなかったのだ。そんな巨乳天使の最新作がこれ*3。ぶっとびすぎだろう