美優「亜美ちゃん、嘘だろ?!」
そう言いたいのはこっちだよ。きょうのレポはエンディングから。
【7:56】ラストウォーキング。
上重「では、みゅうみゅう」
美優「はい」
上重「3年間、応援していただいたテレビの前の視聴者のみなさんにラストウォーキングを」
美優「ウォーキング、必要ありますかね?」(一同、大爆笑)
上重「お願いします」
美優「ズムサタを始めたころはとてもつらくて土曜日が来るのが怖かったんですけど」
美優「でも、気づいたらここに来るのが本当に楽しみになってました」
美優「ズムサタの出演者やスタッフの方が本当に仲良くて、
このズムサタファミリーに加われたことが本当に光栄です。
そしてこの素晴らしい番組に携われたことを誇りに思います」
美優「ここでいろんなことを学んだので、これを生かしてどんどんステップアップできたらいいなと思います」
美優「みなさん、3年間、本当にありがとうございました」
(一同、拍手)
上重「みゅうみゅう、最後にもう一仕事!」
美優「はい、行っちゃいます」
美優「みなさん、良い週末を! ズームイン」
美優「ズムサタ最高! ありがとうございます」
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安座間美優の未来想像図。
【ケース1】
年内に上重と婚約発表、来年の春に結婚して芸能界を引退(大凶)
【ケース2】
年末に漢館も卒業し、姉館の専属モデル。エピちゃんはじめ大御所ぞろいの姉館ではまったく目立たず。
テレビの仕事もなく姉館とニッセンを細々と続ける(凶)
【ケース3】
週刊誌の記事どおり日テレの夜の番組のレギュラー。
もともと低予算、ショボい企画の番組のため3ヶ月で終了。
以降は【ケース2】へ(凶)
【ケース4】
週刊誌の記事どおり日テレの夜の番組のレギュラー。
そこそこの視聴率で、そこそこの新規ファンも獲得でき現状維持(中吉)
【ケース5】
週刊誌の記事どおり日テレの夜の番組のレギュラー。
宮本に代わる突っ込み役にも恵まれ、安座間美優の天然パワー炸裂。
お茶の間の人気者になりテレビのレギュラーや週刊誌のグラビアが増える(大吉)
下に行くほど確率が低い。もうケース5なんか何パーセントではなくて何ppmの世界*1。だが始まったものはいつかは終わる。この3年間、良い夢を見せてもらった。なにより、知性に裏打ちされた天然がどれほどおもしろいか、品性を失わないボケなら朝の5時台でも大爆笑できること*2を安座間美優に教えてもらった。テレビは死んだと言われて久しい。その死にかけたテレビにΑκβ、邪似図、吉本、韓流という手軽なカンフル剤を使いすぎて、いつのまにかそれが劇薬になっていることに気がついているが止められない。
安座間美優が駆け抜けた3年間。安座間美優がぼくらに見せてくれた美と知性と天然が怪しく融合する不可思議な世界。これがぼくらの思い出の中だけにとどまっているのではテレビはまちがいなく心肺停止する。
(つづく)*3