昭和歌謡大全集

さあ、今日もすごいぞ。Y○uTubeで見つけた新作、いや旧作はこれだ。

  水越けいこ「頬にキスして」

どうだ、まいったか。以前に「現在のJ-POPはあまりに歌詞を粗末にしすぎる。10年後、20年後まで心に残る歌には心に残る歌詞がある」と書いたことがある。この歌の2番の歌詞が私のツボにはまっている。

  涙なんておかしいわ 瞳を見つめ合って

  指先をからませて 旅立ちを祝いましょう

女性のが泣き虫だと思われている。現にそうなんだが、このようなシチュエーションでいったん取り乱すと、いったん堰が切れると男性のがはるかにだらしないのを私は経験的に知っている*1。全文を書き写すわけにはいかないのでどこかで見て欲しいが、この詩には女性が自分を一方的な被害者にしてしまわない潔さがある。
なんで急に水越けいこかというと、これも以前の日記で「なっちはいい歌がなくてかわいそうだ」と書いた。いろいろ調べたら一曲だけ、なにかのまちがいのような名曲があったのだよ、「too far away」。あのつ○くがこんな曲を作れるのかと思ったらこれが水越けいこのカバー曲だったのだよ。この歌は谷村新司とかけっこういろいろな人が歌っている。意外に味があるのがやしきたかじんだったよ。
ところで、この日記を書くためにいろいろ調べてたら、水越けいこダウン症のお子さんのことを書いた本を出版されている。うーん、そうだったんだ。いまでも現役でオフィシャルサイトやブログもあるがアドレスは載せない。水越けいこが好きだった人は昔の思い出だけを大切にしよう。あれから30年が経っているのだよ

*1:おまえだけだろ