先に予備知識を。航空機は一般には先頭に操縦席がある。あたりまえだ。ところが「ジャンボジェット」と呼ばれてるボーイング747は2階に操縦席があるのだ。したがって1階部分は丸くなっている先っちょまで客席がある。一般にはこの先頭部分はJ-クラスとかスーパーシートとか広くてゆったりしてるけど運賃が高い席ね。上の図の緑色の席が普通の席。3列−4列−3列になっている。ピンク色が高い席で、先端部分で幅が狭くなっているのと、シートがでかいので2列−2列なわけだ。ここに座るとフットレストはあるわ、音楽を聴くのも聴診器みたいなやつじゃなくてヘッドホンだし、飲み物のほかにお菓子も出てきて、しばし優越感に浸れる。
私が以前から気になっているのが、ひとつだけ変な席があるのだ。下の拡大図を見て欲しい。右側の中央、記号の「D」が付いてる席。この辺から胴体が太くなっていて、もう一つだけシートが置けるよねってことで座席がある。これを見て何か思い出さないか。そう、ここは