意外な2次元の弱点

これって、3日前の記事に書いたようにハウステンボスのあたりで向きが変わってないか。

   

予報円が1日までしか出てないのは、このあたりで熱帯低気圧になっちゃうのか。

セーラームーンの実写版が放送されて、アニメ原理主義者とバトルをしていたのが20年以上も前か。なにやってたんだろうな、オレは。ただ、アニメが好きだった人がそれの実写版を見てがっかりする気持ちもわかるんだよ。

   

これがこうなっちゃうんだから。

   

そりゃ、美的にどっちが上かと言えば2次元だろう。さらにアニメ版には声優がいる。ベテランの声優さんが発する声や演技と、実写版を演じている、演技はこれが初めての人と比べたら雲泥の差がある。なので、そのような比べ方をしたら勝負にならない。実写版の魅力はそこではないので、アニメが好きな人に無理強いをしないに限る。ただ、私は例外中の例外を発見したんだよ。「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のドラマを見て、劇場版も見ちゃって、ためしにアニメ版も見てみるかと思ったんだよ。主人公が推しているChamJam(チャム・ジャム)という7人組の地下アイドルなんだが、実写版がこれ。

   

前列中央が淀屋橋うめな。前列両端と後列の右側2人を演じているのが「@onefive」というガールズグループで、後列左側の2人が俳優。調べたら7人全員が撮影時点ではAMUSEだった。だからこのドラマが作られるのが20年早かったら小松彩夏が入っていたはずだ。ちなみに私が好きなのは腰をくねくねさせてダンスをする紫な。それで、これのアニメ版がこうなる。

   

第1話の最初の方だけ見たんだけど、

ビジュアルが良すぎて、声優さんが上手すぎて地下アイドルっぽくない

その点、実写版は見事に地下アイドルなんだな。武道館はもちろん、市川市文化会館でコンサートをするのも無理だろう。それでも毎週、地下の会場でライブをして、必ず見に来るファンがいて、CDを何枚も買って握手をするヲタクがいる。そこに漂うある種の物悲しさと、アイドルとヲタク双方の一途さがこの話の醍醐味なんだよね。アニメではこれ以上、ビジュアルを悪くすることはできないし、吹き替えを下手にすることもできないだろう。そこにアニメの限界と実写版の可能性を感じたわけだ。可能性と言ってもこれをどこに応用できるのかまったくわからないが。