冬のビデオまつり

今週は新しいパソコンが来たりぎっくり腰になったりで4本。
     
これは映画館で予告編を見て、ぜひ観たいと思っているうちに公開が終わっちゃった映画なんだよな。予告編もそうだしポスターも、この映画の主役はアンジェリーナ・ジョリーかのように見えるけど主役じゃないよ。主役はX-MENで若き日のプロフェッサーをやっていた人。映画はまあまあ面白い。ありえねーって部分も多いがそこはX-MENみたいなものだと思ってみれば。終盤でどんでん返しがありそう来るかと。ただ残念なのが主役の声優。モノローグがやたら多いので声優の下手さが映画全体に与えるインパクトがでかい。これから観る人はぜひ字幕版で。ところで声優は誰だよ...北川景子の旦那でしたとさ

     
伊坂幸太郎出世作の映画化。配役がいい。加瀬亮岡田将生小日向文世吉高由里子の飄々とした感じが原作のイメージどおり。話も原作のテイストどおりに進んでいくが、クライマックスに向かってシリアスモードになっていく。原作は最後まで飄々としていてそこが伊坂幸太郎なのだが、映像化としてはこれはこれでいいと思った。最近の映画はコミックやアニメの実写化が多くて、原作のファンからはなぜ実写化すると文句がでる。それを言うなら小説の実写化のがはるかに多い。原作と違うからダメではなく、映像作品としての善し悪しで判断して欲しいと思う。その上でも「進撃の巨人」はクソだ。

     
これは実際にあった「埼玉愛犬家連続殺人事件」がベースになっているのか。あれはドキュメントも読んだし、あの事件をモチーフにした小説も読んだことがある。そうするとこの映画も胸糞映画のはずだ。気の弱そうな主人公がゆっくりと暴力に絡め取られる展開に私は通しで見られなかったよ。30分くらいでもう無理といったん終了。つづきを翌日に見て途中でギブアップ。さあ、ここからだな。ここから胸糞展開だなと思ったらそこから実話から離れ、なんとカタルシス。胸糞は胸糞なのだが、意外にもある種の爽快感があるラスト。

     
スターダストの制作によるホラーのオムニバスの第2弾。1話目で、泉里香のエクササイズの本で実演をしていた人が出ていた。スターダストの制作だけあって役者は無名ながら良い演技をしている。だがストーリーがショボい...