泉里香「正直不動産2」

前回は、

   
   「私の恋人になってもらえませんか?!」

で終わった。田舎からお婆ちゃんが上京してくるんじゃねえのと思ったら、田舎からお婆ちゃんが上京してくるのだった。榎本(泉里香)はお婆ちゃんが勧めるお見合いを断るために恋人がいると嘘を付いてしまった。その恋人を見るために上京してくるので、その席だけ榎本の恋人のふりをして欲しいと頼まれた永瀬(山下智久)。嘘がつけない永瀬が心配なので同席することになった月下(福原遥)。自分より先輩の永瀬に対して面倒見が良すぎる月下と、それを断らなすぎる永瀬。
永瀬の会社に、孫にタワマンを買ってあげたいという老人が来る。その人が実は榎本の祖母なのだが、この時点では永瀬も月下もわからない。予算が合わずに契約には至らずに帰るが、お婆ちゃんが神木(ディーン・フジオカ)の悪徳商法に引っかかちゃうのが今回のメインの話。そこに神木と立川支店長の座を賭けて争っている花澤(倉科カナ)。

   

焦るあまり違法な契約に手を染めてしまったり、今回も盛りだくさんの内容。それにしても1億円のマンションをもらっちゃったら贈与税が半分くらいかかるだろう。それを払うためにマンションを担保にして銀行から金を借りるので住宅ローンと変わらなくなってしまう。ちょっとびっくりしたのが、花澤が息子を保育園に迎えにいくと

   

恒松祐里がまだいる! 第4話のゲストキャラだと思ってたらまだ出番があるのか。30秒にも満たないシーンなのになんて贅沢な使い方。沢井美優にちょうど良い役なのに恒松祐里を使うとは、さすがNHK。ここは沢井美優にして、受信料を下げてよ。
お婆ちゃん、実は畑を持っていてそのあたりが開発計画に入っていて高く売ることができる。神木はそれを狙っていたわけだが、花澤が月下に連絡して永瀬、月下、榎本がミネルヴァ不動産へ行き難を逃れる。やはり女性が持っている人脈って馬鹿にできない。会社でも他部署に頼みたいことがあって、部長が部長に依頼すると面倒な交渉になるところを、女性社員が向こうの女性社員に頼むと簡単にやってもらえたりする。私は人事、マーケ、人材管理に私のチャーリーズエンジェルがいてずいぶん助けられた。その人たちはなんで私を助けてくれるかというと、その何倍も私がその人たちの頼まれ事を最優先でやっていたからなんだよね。ゴルゴ13も裏切り者へは死の報復をするが、恩人には地球の裏側からでも救いに来たり、数億円の小切手を送るでしょ。
お婆ちゃんを救った永瀬をすっかり見直した榎本。結婚に価する男かを見定めるために、

   

永瀬のアパートに同居することになる。なんだよ、この展開。そうか、今回が7話だからあと3話なのね。