いよいよ最終回。さびしい~!*1 このブログを読んでくださっている方は「正直不動産」を毎週見ているか、まったく興味ないかだと思うので*2、順不同に感想を書いてしまうがドラマの冒頭で
ミネルヴァ不動産のライバル潰しで苦境に立たされる登坂不動産。その窮状を訴え社員の奮起を促す社長。ラストでは
苦境を脱し社員に感謝する社長。月下(福原遥)が永瀬(山下智久)を抜いて営業成績1位。なぜ業績が好転したのか? ミネルヴァ不動産が安売りのしすぎで経営が悪化したわけではない。大型案件をいくつも成約できたわけでもなさそうだ。細かいのしかやってない月下が1位だからね。そうすると勝因は
社員ががんばった
だけみたい。登坂不動産の社員諸君にこう言いたい。
最初からがんばれよ
榎本(泉里香)は毎晩、永瀬の家に来て晩飯を作っているようだ。
前は足の踏み場も無かったのに部屋がきれいになっている! 先週の回で「このアパートも悪くない」と言っていたので入らない荷物はぜんぶ捨てちゃったのかもしれない。「結婚を前提にお付き合いしていただけませんか?」の返事を求める榎本。
「もうちょっと待ってもらえますか。じっくり考えたいんで」
「わかりました。待ちます」
待っちゃダメだ、一気に行かないと。ここでおっぱいだろ。いま使わないでいつ使うんだ。第1話で嘘がつけなくなる祟りに遭った永瀬。その祟りが解けて嘘がつけるようになる。営業成績はどんどん上がるがいままでのような充足感がまったく無い。大型案件でミネルヴァ不動産と一騎打ちになり、ここで嘘をつけば勝てる局面になったが
「いまのあなたの言葉からは真実が一つも感じられません」
「いまの永瀬先輩は尊敬できません」
永瀬を慕う二人の女性の言葉が頭をよぎる。正直に話してあえて不利な条件を提示することで客の信頼を勝ち取った永瀬。私にもこういう女性がいたら嘘をつかないで生きて行けたのに。私の泉里香も私の福原遥もいなかったから嘘だらけの人生になってしまったよ。いままでどおり嘘や隠し事をしないで正直に営業しようと決めた永瀬。嘘がつけないのと嘘をつかないのはまったく違う。だが私生活では嘘を言って榎本と一夜をともにしようとしたらまた祟りが発動して本当のことを言ってしまい
榎本からビンタ。ビンタを上手にするのは難しいね。すごく不自然なビンタだったので、ここはグーパンチのが良かったと思う。あー、終わっちゃった。もともとNHKのドラマって視聴率はそんなに高くないので、その中では大成功だったみたい。ラストシーンは福原遥だったが、その手前のエピローグは泉里香だったので、この出方は視聴者の印象が強いんだよね。良かった、本当に良かった。次の出演を待ってるぞ!