泉里香「正直不動産2」

冒頭のタワマンを舞台にした永瀬の妄想パート。

   

まさかの工藤美桜が登場。そして...

   

工藤美桜のふくらはぎ。このあとすぐに現実に引き戻されるので工藤美桜は退場。シーズン2になって、社内には面倒くさい後輩と、面倒くさいライバル。そしてライバル会社には永瀬に仕事を教えたヤバい先輩が入社した。これがディーン・フジオカで家を売るためなら殺人以外はなんでもやりそうな人。永瀬があなたには負けませんと宣戦布告をすると

   
   「おまえのすべてを奪ってやる」

その第一歩がこれ。

   

泉里香はまだ永瀬のものって訳でもないので、ちょっと悔しいくらいではないか。面倒くさい人やライバルが増えた状態で、まいんちゃんを奪われる方が永瀬にはキツいと思う。いろいろなドラマを見た後でひさしぶりに正直不動産を見ると、山下の演技が薄い、薄すぎる。福原遥とセットでやっと成立している主役。

シーズン2になって、本当のことを言ってしまう祟りの風との付き合い方がわかった永瀬。客に物件の説明をしていると風が吹いて本当のことを叫んでしまう。だが、それはそれでデメリットをぜんぶ話したあとで、それを上回る美点を説明すれば逆に客の信用を得られる。今回の説明の中でタワマンのデメリットの一つ。

   

高層ビルのため柱が太いので居住面積が減る。なるほど、そうだったのか。柱を細くする2x4(ツー・バイ・フォー)住宅の逆か。高いところに登りたいのは霊長類の本能かもしれないので、タワマンに住みたいのを否定はしない。でもいきなり購入はしないで2年くらい賃貸で住んだ後に購入するか低層マンションにするか決めたらどうかな。私が住んでいるマンション、来年にエレベーターの工事があって、1か月間だけ5階まで階段で上り下りをしなければならないんだった。あと今回は、月下(福原愛)に聞かれて永瀬が神木(ディーン・フジオカ)から教わったことを説明するシーンがある。これは合法の範囲内なら営業や販売の基本なので、その手のお仕事をしている人はぜひ見ておくように。NHK+ならまだ無料で見られるはず。