逝く店、来る店

薬の福太郎に行ったら、向かいのサンドイッチ屋が閉店になっていた。京成八幡駅のガード下。

   

サンドイッチといってもサブウェイみたいなやつで、もっともシンプルなものでも500円くらいする。ここって開店してからまだ1年くらいだよなあ。GoogleMapのヒストリー機能でここにあった店を振り返ってみよう。

   
   2014年5月 立ち食い寿司屋

入ったことなかったなあ。立ち食いといっても寿司屋だから、ここってまったく繁華街ではないのよ。案の定、すぐにつぶれた。

   
   2015年4月 ラーメン屋

一度、食べてみようと思っているうちに無くなっちゃった。左側ってずっとシャッターが閉まっているけど、ここってなんだったかなあ。

   
   2017年2月 餃子屋

ラーメン屋が撤退する場所に餃子屋を作っても無理だろう。場所を借りるときって、ここは前はどんな店でどのくらい続いたか調べるよね。でも自分はそんなことにはならないと思うんだろうな。

   
   2018年8月 東京純豆腐

長いことシャッターが閉まっていた隣も借りてオープンしたのが東京純豆腐。ここだけ正式な店名を書いたのが、なんの店かわからないんだよ。ライトな韓国料理の店みたい。ここはけっこう長くもった。だがコロナ禍に突入し、テイクアウトで生き延びていたが2021年の東京オリンピックが閉幕するころには閉店していたと思う。ヒストリーでは2021年6月の写真があって、そのつぎが2022年12月の先頭の写真になる。だが2021年6月から1年半後の2022年12月までの間にもう一軒、ラーメン屋があった。そこがつぶれてサンドイッチ屋になったわけだ。そのラーメン屋がイタリアンラーメンとかでオリーブオイルを使ったラーメンを出していた。そういう店ってもっとおしゃれな街に出さないと無理だよ。ラーメン屋もサンドイッチ屋も前を通ったとき客が入っていることはめったになかったなあ。2018年に東京純豆腐ができたころ、写真の左側が立ち食い蕎麦屋からカフェになったんだよね。

   
   2018年8月~現在 イデカフェ

ここは2024年2月の現在も営業している。コロナ禍でもほとんど営業したように思う。中は向かい合って二人が座るテーブルが12個あって、いつも半分以上は埋まっている。なんで隣の店が1年くらいで変わっているのに、このカフェは6年も続いているかといううと、上の写真でもわかるように席で紙巻きタバコが吸えるのだよ。本八幡はおしゃれなラーメンやサンドイッチより喫煙席なんだよね。そういう民度ということだ。これからも続いて欲しい。