2023年に見た映画とビデオ

例によって良かったと思う作品を順不同で。まず映画は私としては不作だったなあ。その中でこの3本。

M3GAN/ミーガン(吹替版)

M3GAN/ミーガン(吹替版)

  • アリソン・ウィリアムズ
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1本目は、窮地に陥ると仲間が助けにくるシチュエーションを作り出すのが上手。2本目は軽い話だが、演技派を3人集めて緻密な脚本を作れば佳作以上の作品ができる見本。3本目は、チャイルドプレイ系統の殺人人形の現代版だが、人形は良かれと思ってやっているのが憎めない点。ただ、予告編で見せ場の90%が出ているのが残念。つづいてビデオ編。まずは日本映画。

1本目は「カメラを止めるな!」、「メランコリック」、「サマーフィルムにのって」に並ぶ突然に現れた名作映画。続編が劇場公開されたがこちらはイマイチ。2本目は、同じ安藤サクラが出演して賞を獲った「怪物」よりこっちのが上。妻夫木聡の名演がとにかく光る。3本目は、ザ・日本映画の佳作。ただ、配役がいかにも過ぎるのが欠点。つづいて洋画のミステリー部門。

1本目は死者から電話がかかってくるのはホラーだが、主題は連続殺人鬼に監禁された少年がどうやって脱出するかの話。2本目は殺人の容疑をかけられた実業家から依頼をされた敏腕弁護士。つぎつぎと明らかになる真実と最後のどんでん返しが見事。最後に戦争映画を2本。

どちらも私が初めて見ただけでもともと有名な映画。1本目はクリント・イーストウッドの息子、2本目はアメージング・スパイダーマンが主人公。おまけで風変わりな深夜テレビドラマ。

 

どちらもU-NEXTでの配信なので、Amazonで検索すると中古のDVDボックスが出る。1本目は読書、2本目はプラモデル、どちらもオーソドックスな題材を新しい視点でドラマにしているのが素晴らしい。