冬のビデオまつり「密告はうたう」「ハロウィン・レポート キル・オア・トリート」

急に寒くなってなぜかビデオを見る気力がなくなり、この記事も一か月ぶり。

ヘル・レイザー
【1,000円】一作目がヒットして別の制作陣により続編がたくさん作られた作品ってあるでしょ。当然、駄作の量産になるのだが。そして数十年ぶりに元の監督がリブート作品を作る。「ターミネーター」や「ハロウィン」ね。どちらも老境に入った初代のヒロインが痛々しくて。「ヘル・レイザー」もクライブ・パーカーによるリブート作品が作られた。日本では劇場未公開だったようだ。「ヘル・レイザー」の良さって狭くて暗い場所で地獄の門が開くおどろおどろしい雰囲気なのだが、本作のクライマックスは広くて明るい。登場人物も多すぎる。

密告はうたう 警視庁監察ファイル
【1,900円】U-NEXTでは無料で配信が始まった泉里香の出演作。事件はそれほど派手なものではないが、ヒリヒリした緊張感が最後まで続く全6話。「高嶺のハナさん」のような主演作を除けば、泉里香の出演時間、ストーリー上の重要度とも過去最高。たぶんセーラームーン以上ではないだろうか。なぜそれほど重要かというと隠し事をしているから。第1話で泉里香を拷問にかけて口を割らせれば45分で納まる。

キャンディマン
【1,200円】30年前の映画だが、2年前に続編が作られた。見たような気がするのだがまったく覚えてないのでまずは一作目を見てみようと。怖くはない。ミステリー要素と不条理要素、なにしろ主人公がかわいそうすぎる。

ハロウィン・レポート キル・オア・トリート
【1,200円】一作目を見てここで酷評をしたと思う。ネタバレになるが一作目のラストに触れなければならない。怖いお化け屋敷を探して配信する4人組の若者。「青い骸骨」と呼ばれる最恐のお化け屋敷の噂を聞きつけやっと発見する。だがもっとも怖いこと、それは自分が死ぬことだった。生き埋めにされたところでラストだが、なんと警察に救出されていた。懲りずにまた「青い骸骨」を探す主人公たち...一作目と同様に「青い骸骨」までが長い。しかも面白くない。だが一作目で助かった理由、そもそもこの物語は何なのかがラストで判明する。だが解決した疑問の数だけ新しい疑問が出てきて、まさか三作目はないよね。

テリファー 終わらない惨劇
【1,200円】一作目のホラー要素はほぼ無くなり完全なスプラッター映画。しかも殺し方がエグすぎる。この殺人ピエロが何をされても死なない。ラストではなぜかヒロインも不死身になりもう何の映画だか

劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」
【1,900円】映画館で観たが、もう一度見ても泣ける。チャラ田さんも、「ゼロです」の工藤美桜も出ているよ。