北川景子「どうする家康」

終盤のクライマックス、関ヶ原の戦い。だがロケは無しでスタジオとCGだったそうで、ほとんど「シン・ゴジラ」。映画「関ヶ原」を1,800円払って見たけどなんだかよくわからなかった私だが、今回のドラマはよくわかった。あの映画はなんだったのかと。関ヶ原で戦闘が行なわれている間、大阪城内では茶々(豊臣秀吉の側室、豊臣秀頼の母:北川景子)劇場が繰り広げられていた。

   
この記事の趣旨は北川景子の怪演だが、その場面だけ見せてもなんだかわからないので説明をする。読むのが面倒な人は画像まですっ飛ばしてね。北政所(きたのまんどころ、豊臣秀吉正室和久井映見)にかくまわれている阿茶(徳川家康の側室というか参謀:松本若菜)。

   

毛利輝元が秀頼を担ぎ豊臣本陣として3万の兵を率いて参戦することになっている。だがそれを信じているのは茶々だけで、石田三成の負け戦になると思っている毛利にその気はなく、毛利が出ないことを家康も確信している。徳川家康7万、石田三成側11万、しかも関ヶ原を囲む山というか小高い丘の上はすべて三成側の大名が陣取っている。圧倒的に三成有利のはずだったが、家康の事前工作が功を奏し毛利のように参戦しなかったり家康側に寝返ったりで実際の三成側は4万くらい。その結果、6時間あまりの戦闘で家康の勝利となったわけだ。だがこの時点ではまだわかっていない。孫の秀頼を案じる北政所と、家康による天下太平を願う阿茶、ともに秀頼が出陣しないまま戦いを早く終わらせたい点で合意。そこで北政所の伝言という形で阿茶は茶々に会いに行く。茶々は阿茶が自分と同じ大阪城内にいることを知らない...疲れた。つづきは明日でいいかな