茶々(淀君)役の北川景子と同時に本多忠勝役の山田裕貴木ランクアップをしたようだ。
関ヶ原が1600年、本多忠勝の没年が1610年、大坂夏の陣で淀君が自害するのが1615年。この5年間は幕府の基礎を固める家康と、あわよくば家康から天下を奪い返し豊臣家の再興をしようとする淀君のドラマがあったはず。それを考えると北川景子と山田裕貴が同時にクランクアップになるはずがない。もちろん回想シーンでの出演という可能性もあるが、関ヶ原以降はかなりの駆け足になると見た。戦国武将ってこの時代の寿命から、みんな自分の代だけでは完成できない。残りを自分の子どもに託すわけだが、子どもは親ほどの器ではないので取って代わられたり滅ぼされたり。織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信、みんなそう。家康は息子が凡人でも揺るがない体制を作り終えるまで寿命がもったんだよね。その結果が200年以上に渡る徳川幕府と戦乱の無い世の中が日本の基礎になった。ただし、長生きの弊害として自分の家臣がみんな自分より先に死んでしまう。
本多忠勝 1610年没
榊原康政 1606年没
井伊直政 1602年没
酒井忠次 1596年没
大久保忠世1594年没
鳥居元忠 1600年没(戦死)
平岩親吉 1612年没
次週の放送で描かれる鳥居元忠以外は病死、というかこの時代では寿命。そう考えると長生きするのも寂しいものよのう。