ドラマ「パリピ孔明」、アニメより放送時間が長い分だけアニメでは語れなかった孔明の天才エピソードが盛り込まれていて楽しい。
数十分でスマホの操作とインターネットをマスターして
自分を検索し、蜀の国が滅びたのを知る。
カクテルの作り方の本の全ページをパラパラとめくり中身をぜんぶ把握し
見事な手さばきでシェイク。孔明の中の人は俳優になる前にバーテンダーをやっていたそうだ。私はカクテルを作ってくれなくてもいいが、お願いしたいのがAmazonプライム、U-NEXTそれぞれで200くらいあるウィッシュリスト、Amazonの書籍で数百になってしまった欲しい物リストから、本当に私の好みにあう作品をチョイスして欲しい。映画や本の好みは人それぞれなので、他人が付けた星の数はまったく参考にならない。孔明は無理だが、これをAIでやることはできるのだろうか。AIなら2時間の映画を20倍速の6分で見ることは可能だろう。100倍速の1.2分でもできるのかな。問題は私の「好み」と映画の内容をどうやってマッチングさせるかだ。いちばん現実的なのは、私が過去に見た作品で良かったと思う作品をAIに教えて、それと同じ要素を持つ作品を選ぶ。ある程度はAmazonなど通販サイトのリコメンドで実現されているが、その分類がアクションとかホラーとか、あまりにも大ざっぱなのでそれを細かくすればいいのか。私がいま書いているのは細分化した要素を元にした演繹的なアプローチ。対して帰納的なアプローチにあたるのが「この作品を見た人はこの作品も見てます」。これの問題は、精度を上げるにはサンプル数を増やすことだが、増やすことでどんどん平均化され本来の目的から離れてしまうことだ。そうすると、一致度がある割合以上の人だけを選べばいいのか。なんかAIを使わなくてもできそうな気がしてきた。AmazonとU-NEXTは考えてくれんかのう。
