猛暑のビデオまつり「オー!ファーザー」「一人で飲めるもん!」

いまちょっとだけ雨が降ったよ。あとは台風6号がこっちに来ることを期待するしかない。  

キラーカット
【500円】映画の撮影のために田舎の一軒家を使わせてもらったら、そこの住人がヤバい奴だった。このパターン、どんだけあるんだよ。ポスターのようなエロいシーンは無い。

TUBE チューブ 死の脱出
【800円】「CUBE」という映画はあったが、部屋から部屋に移動する団体戦があちらの映画だが、これは主人公一人がチューブの中を移動する。罠があったり、怪物が追いかけてきたり。死んだら最初からやり直し。こちらもチューブの法則を見つけて脱出をするのだが、ラストがよくわからないのはさすがフランス映画。

リバイアサンX 深海からの襲来
【800円】アビスみたいに海底で怪物と戦う話かと思ったら違った。深海の調査をした主人公だが無理をしたのと、何かに襲われメカを破壊し調査団をクビになってしまう。メカになにかの卵が付いていて、それをこっそり家に持って帰り地下室で育てる...そこから先は予想どおりなのだが、怖いというより主人公がひたすら哀れ。

テケテケ
【800円】白石晃士監督の旧作ということで見てみた。この監督、ラストで無茶をやらないと気が済まないみたいだが、本作はちゃんとしていた。テケテケってもっと可愛い妖怪かと思ったらヤバいやつじゃん。当時20才の大島優子が初々しい。

真田十勇士
【1,200円】時代劇って一定の満足感があるよね。ただ猿飛佐助と霧隠才蔵以外はキャラが立ってないのが残念。

オー!ファーザー
【1,700円】伊坂幸太郎原作のこの作品、昔、映画館で観たが配信がされてないんだよね。どうしてももう一度見たくて中古のDVDを買った。大学教授、遊び人、元ホスト、体育教師の4人の父親を持つ高校生の主人公。不登校になった同級生の様子を見に行ったためにテロリストに監禁されてしまう。連絡を取ることもできない主人公だが、あるきっかけで息子の異変を察知した父親たちが、それぞれの特技を生かして救出をする話。それがすごくまわりっくどい方法なのがこの作品の醍醐味。9年前の映画だが、その時点でも岡田将生の高校生役には無理がある。

ひとりで飲めるもん!
【1,700円】以前に紹介したが、経営層にも後輩にも信頼が篤い主人公の夜の楽しみはチェーン店での食事。同じくチェーン店を題材にした「お耳に合いましたら」でも言ってたがチェーン店の飯は「誰にでも等しく開かれているグルメ」。私も食い物のために遠くに行ったり、長時間も並ぶのは嫌いだよ。主人公が店に入ると、いつもいる達人が変わったメニューを頼んでいる。王将では、天津飯のアン抜きに、別に頼んだ麻婆豆腐をかける。吉野家では青ネギの輪切りに卵の黄身を乗せたやつ。こんなメニューあるのかと調べたらあったよ。

   

おいしいのかこれ。スシローでは閉店間際に出てくる商品で一枚の刺身として切り出せない身の余りをいろいろ集めて軍艦に乗せたもの。メニューには載ってなくて、いつも出るとは限らない、回転台だけの商品。よってもう食べられない。スシペロの罪は重いぞ。