孤独のグルメ完食

シーズン9からさかのぼってシーズン1まで見終わった。4月15日からシーズン10が会員無料になるみたいなので間に合った。以前も書いたがシーズン1~4あたりは五郎さんの声のトーンがいまと違う。「男は強くなければ生きていけない」とでも言いそうなハードボイルド。もしかするとこれが原作から受けるイメージなのかもしれない。全部を見るほど暇じゃねえよという人のために、私が好きな回を紹介。

シーズン1 エピソード11「文京区根津 飲み屋さんの特辛カレーライス」

   

飲み屋なのに言えばサンドイッチでもカレーでも作ってくれる優しい女将さんが美保純。美保純って成人映画出身の女優ではもっとも成功した人ではないだろうか。関根恵子は成人映画ではないよ。中学生のとき学割で観に行ったくらいだから。酔っ払いのモト冬樹と対決するシーンもある。

シーズン3 エピソード6 「東京都板橋区板橋の焼肉ホルモン」

   

煙すぎるホルモン屋。多少の誇張はあるのだろうが、本編終了後の久住さんの訪問でもこの店は煙いと言っていた。

シーズン5 エピソード4 「台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ」

   

初の台湾ロケで、ウェザーガールズが出演した回。言葉が通じなさすぎ、勝手がわからなすぎで悪戦苦闘の五郎さんが面白い。

シーズン5 特別編 「真夏の東北・宮城出張編」

   

東北出張の特別編。駅前でレンタカーを借りようとしたら軽トラックしかなかった。仕事と食べ歩きをしながら震災の傷跡と復興を映す。海に向かって一礼する五郎さんが印象的。

シーズン6 エピソード5 「東京都世田谷区太子堂の回転寿司」

   

同じ店に入ったことはないものの、よく知っているスタイルの店でどのような展開があるかが興味深い。変わった客にいちいち反応する五郎さんが面白い。最後に浜ちゃんが登場。

シーズン7 エピソード2 「東京都世田谷区経堂の一人バイキング」

   

回転寿司と同じくよく知っているバイキングというスタイルでの五郎さんの振る舞いが面白い。オーナーシェフいしのようこが可愛い。店のスタイルや料理に意外性がない分、所々にいしのようことのからみを入れて変化を持たせるのが上手。

シーズン7 「大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!」

   

プロローグとエピローグが生放送。最後は五郎さんがうな重を食べている後ろで別の客が同時刻のテレビを見ているのが面白い。カットが変わる前にうな重を食べきらなければならず、けっこうぎりぎりだった。

ほかにも長谷川博己が出る回やナイツが出る回も面白かったが切りがないのでこのくらいで。シーズン10も楽しみだ。