春のビデオまつり「BLACKFOX」「ドアマン」

B級、C級映画まつり。

アローン(字幕版)

アローン(字幕版)

  • ソフィア・ルサフール
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アローン
【1,000円】フランス映画。カーニバルに行った翌日、主人公(右から2番目)が朝に目を覚ますと両親が消えている。外に出ると町に誰もいない。かといって災害や戦争があったわけでもなく家や部屋の中は昨日と変わりがない。町中を探して残っている人を4人見つける。いったい何があったのか...最低のオチが2つあるのだが、これはそのうちの1つだったよ。右から3番目、いちばん手前の少年はどこかで見たと思ったら「はじまりのボーイミーツガール」の子だったよ。フランスの神木隆之介みたいな存在か。

A KITE INTERNATIONAL VERSION
【1,200円】お勧めのアニメ10選に入っている作品で、U-NEXTに入っていたので見てみた。調べたらもともとはアダルトアニメで、海外向けに性描写を除いたのが本作みたい。ただ、本来作りたかったのはこっちで、一定数の売り上げのために場面を追加してアダルト作品にしたらしい。終盤の誰が誰の味方かわからない展開はなかなか。もっと長くして厚みを持たせたらと思ったが、そういう経緯の作品だったか。海外にもファンが多くアメリカで実写化されている。

BLACKFOX
【1,500円】アニメと実写が製作された企画で、実写は舞台が江戸時代の「BLACKFOX:Age of the Ninja」。これの主役は山本千尋で彼女の身体能力がたっぷり見られる。アニメは近未来が舞台で、主人公を助ける3体のロボット(犬、鼠、鷹)がいたり、ハイテクの小道具が出てくる。この作品を見て思ったのが、ものすごく急な展開って実写だと無理を感じるが、アニメだとなんとなく許されちゃう。この近未来版を実写化して欲しい。

インビジブル・シングス 未知なる能力
【1,200円】以前にイタリア製の超能力少年の映画を見たが、これはドイツ製の超能力少女。日本製の超能力少年少女の映画はあるので、これで枢軸国の映画がそろった。この映画、主要人物のキャラ設定や場面場面の見せ方はよいのだが、映画全体の構成がイマイチでどうにも物語に入り込めない。主役の女の子は可愛い。イタリア製は数年後の主人公が青年になった続編があったので、これも彼女がハイティーンになった続編が見たい。そのときは坂本浩一が監督をやってシャワーシーンを入れてくれ。

真・事故物件パート2/全滅
【1,000円】マスターが出演した1作目が思わぬヒットで予算倍増で作られた2作目らしい。残念ながら増えた予算を使いこなせなかったみたい。最後まで生き残る女の子、もっと可愛い人はいなかったのか?

10LDK-監禁された10人の女-
【800円】舞台劇のような感じ。主人公が部屋に帰ると見知らぬ女性がたくさんいて、全員がここは自分の部屋だと主張する...それほど察しが良くない人でもプロローグでネタがわかってしまう。これは見る人をナメすぎだろう。

呪術召喚/カンディシャ(字幕版)

呪術召喚/カンディシャ(字幕版)

  • マティルド・ラ・ミュス
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呪術召喚/カンディシャ
【1,000円】はるか昔、男たちによって惨殺され、男を呪う悪霊であるカンディシャ。3人の少女がそれを召還してしまう。6人の男を殺すまでは消えない。3人のボーイフレンドや家族が犠牲になっていく...3人は女なので無事なのと人数に制限はあるものの、神出鬼没の悪霊が強すぎて絶望的。なにか防ぐ方法や、対象者を悪い奴にするとか対抗手段があった方が面白いと思った。

ドアマン
【1,500円】海兵隊のエリートだった主人公だが、要人警護に失敗したことで除隊し、高級マンションのドアマンをやっている。そこには妹の家族が住んでいるが(妹は他界しており、夫と二人の子ども)、数十年前にその部屋の前の住人が隠した物を奪いにギャングが急襲。主人公は家族を守ることができるか...視聴者は主人公が強そうなのはわかっているが、ギャングから見たらこの映画はナーメテーター。設定は悪く無いのだが、過去のナーメテーター作品に比べると盛り上がりに欠けるんだよなあ。なぜだろう。