第6話も盛りだくさんだったなあ。前回と同じ日、居酒屋から弱気は会社に戻るために帰り、苺があとを追う。居酒屋に残ったチャラ田にうめが合流。ハナは雑念を払うためにランニングをしていたところだった。じつは不動も同じあたりで走っていた。
不動を見つけたハナ。昼間の会議でハナの企画にダメ出しした不動に、どこが悪かったのか聞きたい。だが心の準備ができていない不動は逃走!
このシーン、服装からして真夏だったみたいだから撮影はたいへんだったろうな。
延々と追いかけっこをし、足がもつれて倒れる不動。追いつくハナ。
「不動産、奇遇ですね(ハアハア)こんなとこで会うなんて」
ここ笑った。企画の改善点を教えて欲しいと迫るハナ。完璧だったなんていまさら言えない。今日のところは帰ってもらうことにするが
(「GO HOME」と言おうと思ったら)
「COME HOME!」
(なに言ってんだ、オレ!)
この人はハナを褒めるかわりに批判をしてしまうのではなくて、とにかく逆の言葉が口から出るんだ。ハナにとって不動の言うことは絶対だから「はい、伺います!」。そんなことできるわけないから誤魔化さなければならない。「COME HOME」が「COME HOLE」になって
「HOLE IN ONE」
「(ゴルフ?)はい、わかりました」とハナ。不動の言うことは絶対。不動もゴルフをする気なんてまったくないのに。ちなみに不動のうしろのビルは汐留の資生堂な。ハナと不動はどれだけ走ってきたんだと。ゴルフの練習場に行くために二人がタクシーに乗るところを
居酒屋帰りのチャラ田とうめが目撃。ハナが弱気と別れてチャンスが来たのかと思ったら不動の出現。チャラ田はショック。ここは汐留のシティセンターの前だよね。弱気と苺も汐留に移動してきたし、この時間に3組の美男美女が汐留に集結した。私がまだ現役で、会社も引っ越さなかったら一度くらい撮影をみられたかもしれない。じつに残念だ。そのころ弱気・苺組。弱気に追いつこうとして足を挫いた苺。
いいなあ、私も苺ちゃんをおんぶしたいぞ。夏だから薄着。胸が背中に当たるし、お尻も触れる。おいしい、おいしすぎる状況なのに
体力がなくて弱気ダウン。これは女性に失礼だろ。あなたは私の体力では重すぎるってことになるだろ。おんぶが無理なら肩車にしろ。体重が垂直にかかるからちょっとは楽かもしれない。倒れたら大惨事になるけどな。でも肩車をさせてくれる女性って、よほど親しい人か、よほど頭が弱い人だ。それにしてもいきなり夜になったな。場面が変わるといきなり夜になるのはセーラームーンで慣れてるけど。弱気先輩の家に行きたいという苺。理由は企画発表の反省会。能力はともかく前向きさでは誰にも負けない弱気、二つ返事でOK。部屋に着いて、遠慮なく意見を聞かせて欲しいという弱気に対して、苺は弱気のために、弱気のことが好きだからこそ、企画のダメな点をぶちまける。
これに比べるとハナはまだ遠慮があるというか、ある部分で見放している。弱気の企画のダメな点をぜんぶ言うとこうなる。ふつう、後輩にここまで言われたら怒りが沸いてくるが、そのまま反省するのが弱気のいいところ。「もっと人の気持ちも考えてください」と叫ぶ苺。これは私の気持ちも考えてとダブルミーニング。
このカット、このライティング、新宿武蔵野館やテアトル新宿で上映される映画でよく出てくるやつだ。監督の「俺が撮りたいのはBSで深夜に放送されるドラマじゃねえ。映画だ、俺が撮りたいのは映画だ」と心の叫びが聞こえてくるようだ。弱気に迫る苺。
弱気、ここは行っとけ。後先を考えて自制するべき局面はある。たとえば鳥取県で起きた誤送金。4630万円が振り込まれてネコババしようとしたが、結局は全額を返して弁護士費用の500万円まで払うことになった。あれは自制をするべきだった。だが金額が4億6300万円なら一か八か全額を持って海外逃亡する手はある。弱気の今は後者だ。なのに「そんなことをする甘井さんは嫌いだよ」と制止する弱気。「じゃあ、明日また会社で」と帰る苺。苺ちゃん、つぎはいきなりすっぽんぽんになるのだ。AVだとそれでうまく行くが、それはAVだからだ。この「明日また会社で」は私にとっては重要な言葉で、なにしろ昼間から居酒屋に行ったりランニングをしてるでしょ。ミツバチ製菓はいまどき珍しく週休二日制ではなくて、土曜日が半ドンの可能性もあると思ってたんだ。でもそれだと明日は日曜日、会社で会えないからね。ゴルフ練習場に着いたハナと不動。
困惑する不動に対して、やっと不動と二人きりになって話を聞いてもらえると喜ぶハナ。ところで泉里香が来ているシャツ。これは胸がまったく目立たないし走っても揺れないんだよね。女性のファッションのことはまったくわからない私だが、これはそういうシャツなのか、下に付けているスポーツブラが優秀なの? 残念に思っている人は多いかもしれないがドラマに集中できないからね。
ポケットからプレゼンを印刷した紙を取り出し説明をするハナ。紙をどんどん放り投げて、練習場を散らかすな。「どうですか?」と迫られるが緊張と糖質不足で気絶寸前。妄想の世界に入ってしまう。
我に返って
ゴルフバック相手になにやってんだか。
(自分が恐ろしい。想像の上とは言え)
「ハグって...」
「ハグッテ?」
(まずい! 心の声が漏れてしまった!)
「ハグッテ、ハグティ、(途中省略)、そうか歯ごたえ!」
「不動さんがおっしゃりたかったのってこういうことですよね!」
「厚さアップ→歯ごたえアップ→満足度アップ」と書いてある。見ろ、私が出した改善案で厚さアップは合ってただろう。
(俺のつぶやきからヒントを見いだし、ただでさえ完璧なアイデアをさらに改善してくるなんて)
「グリーーーーン!」
(ちがう)
「グレイト!」
(ようやく、ようやく認めてもらえた!)
「ありがとうございます!」
やればできるじゃないか。ハナさんじゃないよ、不動だよ。ここでエネルギーが切れた不動にコーラを買ってくる。だが走って往復したので不動の顔に大噴射。謝るハナに不動は
(しかたない、しかたない、Don't Warry)
「Don't Touch Me!」
こいつ、いちいち英語で言うから間違えるんだろう。
せっかく褒められたのに不動を怒らせてしまったとヘコむハナ。
ハナと不動が付き合っていると思ってヘコむチャラ田。
そして無駄に傷つく苺ちゃん。ほかの5人がただバカなのに苺ちゃんだけが可愛そう。来週から後半だ。
・・・
と、ここまでズムサタ並みに時間がかかったよ。来週からもこんな感じなのかなあ。うれしいんだけど