叩くのはそこか?

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この記事は誰でも見られるのだろうか。会員しか読めないかもしれないので抜粋を載せる。

wedge.ismedia.jp

韓国・ソウルで5日夜、険しい表情をした大勢の市民が、炎の灯った白いろうそくと黒いプラカードを手に集まった。人気繁華街の梨泰院で起きた大惨事の若い犠牲者を追悼し、政府を痛烈に非難するために。
(中略)
事故から1週間後、当局は警察署や消防署を家宅捜索するなど、調査を開始した。韓国警察トップが群衆の管理が「不適切」だったと認めて謝罪したほか、尹錫烈(ユン・ソンニョル)大統領も今後の雑踏警備を改善していくと誓っている。
それでも、正義を渇望する国民の怒りを和らげるのには不十分といえる。K-POPに代表される若々しいイメージで国際的に知られるこの国で、当局は皮肉にも若者を守ることができなかった。そのことを大勢が深く恥じている。
(中略)
ソウル市庁舎の近くで行われたこのデモでは主要道路の2車線が封鎖され、数万人が集まった。参加者の多くは尹政権の「退陣こそが追悼だ」という尹氏に向けた辛辣なメッセージが書かれた黒いプラカードを手にしていた。会場では犠牲者を悼む歌や僧侶の祈りが続き、登壇者が交代で政府を非難した。
「政府に責任があるのは明らかなのに、無関係な組織から犯人を見つけ出そうとしている。(中略)政府が基本的な役割を果たさなかったためにこの事故は起きた」と、登壇者の1人は述べた。

つまり、この事故の責任は警察、消防、そして政府にあると。注意しなければならないのが、国民の大多数はこの記事のように思ってないかもしれないことだ。可能性としてつぎの3パターンがある。

1.国民の大多数がこの記事と同意見
2.この記事はある一面をクローズアップしただけで世論は別の方向
3.当初の世論は別だったが、マスコミの印象操作でこの記事のようになった

2と3は日本でも日常なので、その分を割り引いて以下を読んで欲しいが、私が考える事故の責任者は

 主催者>商店街>ソウル市

日本の渋谷と同様に主催者はいないので、つぎの責任者は商店街。人が集まると売り上げが増える、トラブルが起きると売り上げが減るとか店が破壊される。いちばんのステークホルダーは商店街なので彼らが対策をしなければならない。日本の渋谷でも商店街の会長が先頭に立って動いていたでしょ。もし商店街の手に余るようなら地方公共団体。これがソウル市なのか、なんとか町なのかは私はわからない。いずれにしても人流の整理が必要なら、この2つが警備会社とかアルバイトを雇って事故が起きないようにする。
もし、民間ではできないくらいに行動の自由に制限をかける必要があるときは商店街かソウル市の要請にもとづいて警察が準備をする。道路を一方通行や通行止めにするとか、目に余る行為や明らかな犯罪行為をしたものを拘束するとかだ。警察の仕事はあくまでもこれだけでしょ。渋谷は毎年のことなので警察も準備はしているが、主体は警察ではないはず。ただし交差点は警察の管轄なので、歩行者を時間内に渡らせて車を通すために警官が配置される。
さらに政府となると、できることはほとんど無い。もし政府が全面的に仕切るなら、ハロウィン期間中はバリケードを作って地域を封鎖し、そこに警官を立たせて中に入れないようにすれば事故は起きない。そんなつまらない対応にならないようにするために、政府とか警察の強い権力をもっているところには必要最小限のお願いだけして、基本はステークホルダーが主体になって対策を講じるべきなのである。
韓国はわからないが、これが日本なら「最大限の緊張感を持って関係各所と調整をしながら最速のスピードで検討することに最善を尽くします」のまま来年のハロウィンになっちゃうよ。「退陣こそが追悼だ」とまで言っているのは、それだけ政府への信頼が厚いということだろうか。それならうらやましい。