泉里香「高嶺のハナさん2」

あと2回だねえ。伊東温泉の夜は更けて宴会場。

   

なんの嫌がらせなのかと。やけ酒をあおる二人の美女。

   

   

原因がダメ社員の弱気という不条理。ドラマではとくに触れてないが

   

お銚子を割っちゃった。これは弁償だ。怪我をしないように気をつけて。苺が気持ち悪くなり弱気に付き添われてトイレへ。ハナはほぼ意識がないまま一人で外へ。それを知らずに舞台で盛り上がるチャラ田とうめ。

   

舞台下で調子を取る不動さん。

   

けっこうシュールな光景。いなくなった3人を探しに行くが苺・弱気はすぐに発見。ハナがいなくなったことを知り、弱気が夜の街へ。さまようハナを発見。両手にわさびソフトを持っている。

   

弱気と食べたかったんだね。でもそれほどおいしくないと思うよ。富良野で売ってたラベンダーソフトは石鹸みたいでおいしくなかった。弱気がハナにうしろから声をかけると、驚いて振り向いたハナが持っていたわさびソフトが

   

弱気の目に。これはきつい、わさびだぞ。そのあと、あらためて二人でわさびソフトを食べながら夜の街を歩く。

   

手もつなげて最高の夜になる。それ以上の展開はこの二人には無いんだよね、小学6年生の恋愛レベルだから。いまどきの小学6年生ならもっと進んでそうだけど。もしシリーズ3が作られたら中学1年レベルになるのだろうか。中学1年ならなんでもアリだぞ。男も女も頭の中はあのことでいっぱいだ。旅行が終わって会社に戻るとハナには厳しい現実がある。来月には不動がニューヨークに行く。それについて行くかの決断を今週中にしなければならない。相思相愛でもなぜかプラトニックな二人だからハナがニューヨークに行っても平気だと思うが、それは第三者だから言えること。悩むハナに声をかけるチャラ田。

   

ハナの口からニューヨークに行けない理由がつぎつぎと出てくる。それを聞いてチャラ田は

   
   「高嶺さんはどうなんですか?
    会社のため、不動さんのため、弱気のため、そういうんじゃなくて自分がどうしたいかじゃないですか?
    弱気とは話したんですか? 俺じゃなくて弱気と話すべきですよ」

チャラ田は本当に男前だなあ。でも弱気はアホだからチャラ田と話すのはまちがってないぞ。そのころ弱気のアパートには苺ちゃんが来ている。

   

横から見たときの苺ちゃんの胸。風邪を引いて早退した弱気のお見舞いに来た。部屋に入る前に弱気が忘れていったノートを広げると

   

弱気のハナに対する思いを知り、とても自分が入り込む余地はないことを知る。差し入れをドアノブに下げて引き返す。

   

植え込みにハナが隠れていた。苺は早退した弱気に差し入れを届けに来ただけだと弁明をする。だがハナはここで初めて弱気が早退したことを知る。

   

自分のことばかりで、弱気のことをまったく知らなかったことにショックを受ける。引き留める苺を置いて引き返すハナ。いや、これはしかたないぞ。ニューヨークと風邪ならニューヨークだ。弱気の風邪に気がつかなくてもしかたない。念のためにPCR検査を受けさせよう。さて、来週はいよいよ最終回。不動とハナがニューヨークに行く、ハナと一緒では仕事にならないので不動が一人でニューヨークに行く、不動はふつうに話せるただ一人のうめを連れてニューヨークに行く、不動とハナと弱気でニューヨークに行く。ハナと弱気の明日はどっちだ?!