泉里香「高嶺のハナさん2」

今回が第8話、ちょうど3分の2だがストーリー的には3話が一組になっていて、1~3話が第2シーズンのイントロダクションで不動の表と裏の顔が示される。4~6話はハナが弱気に別れを告げ、ハナ・弱気・苺・チャラ田・うめ、そして不動の関係性が確定する。7話からがチームハナでプレゼンを作る話。チャラ田と不動はキャラがかぶっているので同時には出ない。4~6話は不動がメインなのでチャラ田の影が薄い。逆に7~8話はチャラ田がメインになるので不動はほとんど出てこない。来週はそうでも無さそうだけどな。

ハナ、苺、うめから案が出たところでチームとしての企画を検討する。部屋の外から不動が覗いていてハナのリーダーシップを心の中で賞賛する。それをうめが見つけ部屋に引き入れる。

   
   どの案も素晴らしい。「ALL OK」と言おうとしたら

   
   ハナの姿が視界に入ると

   
   「ALL NG!」

だからうめを通訳にして話せと言ったのに。どれもダメと全否定され落ち込む4人。まともなアイデアを出したのは3人だが弱気も参加しているので4人。チャラ田は行方不明。そこへ、

   
   そこへ満を持してチャラ田が企画を持ってやってくる

   
   新企画は「スイートッ栗」。甘く味付けをした栗

   
   うめ「それ、甘栗やん」

   
   持ってきた試作品も甘栗

煮干しと同じターン。でも煮干しと甘栗を知らない無知より、先人が長い年月をかけて開発した伝統食材に、たった一人で短時間に到達する知性は並みではない。

   
   華「さあ、みんな更田くんの甘栗を食べながら会議をしましょう」
   苺「甘栗いただきまーす」
   苺「おいしいですね、甘栗」
   華「更田くんも甘栗食べる?」
   更「甘栗じゃない...」

ここ笑った。落ち込むチャラ田。

   

そんなチャラ田を苺や弱気が叱咤激励する。そして

   

ハナもチャラ田を見捨てない。みんなの前で優しい言葉をかけすぎると彼のプライドを傷つける。ハナは理想的なリーダーだな。不動もそれをわかっているのに病気だから。そしてチャラ田が再起動。

   
   更「これじゃダメだ。しかし更田は諦めない、どんな逆境にも立ち向かう!」

   
   う「自分で自分にナレーション入れてるやん!」
   弱「かっこいい!」
   華「(弱気はチャラ田に)感心しないで!」
   苺「更田先輩、静かに仕事してください!」

ここも笑った。4人のスタンスとコメントが面白い。ついにチャラ田から新企画「アボガドクッキーレター」が出てくる。ハナのアボガドチップスのヘルシーさ、苺の三日月クッキーの可愛さ、うめのたこ焼きちゃんの食感、弱気がくれたメッセージ付きチョコレートを組み合わせた。もともとヘルシーなお菓子を開発するプロジェクトだったが、健康とは身体だけでなく心の健康も大切だというメッセージ。ハナも大絶賛。ここに不動がいなくてよかった。さっそく試作品。

   

薄く広げたチップスにチョコレートでメッセージを書くようだ。チューブ付きで売り出すのかな。これでチャラ田が社長の前でプレゼンをすることになった。アイデアは悪くない。メッセージを書くという一手間も良いと思う。だが下地がアボガド味はどうなんだ? ここは甘いバター味ではないのか? 疑問を残しながらもまた来週!