冬の映画まつり「アムステルダム」「天間荘の三姉妹」「貞子DX」

昨日は女房と娘が小旅行に出かけたので私は映画を観てきたよ。この3本を見たら帰宅が0時近くでブログを更新できなかった。

   

主役はこの3人で、ダークナイトの人とハーレイ・クインの人ともう一人。第1次世界大戦のフランス戦線でともに戦い親友になった男2人と、野戦病院の看護師の3人は意気投合する。アムステルダムで楽しい毎日を過ごすが、ダークナイトアメリカに残した妻の元に、もう一人は弁護士になるため、ハーレイ・クインが引き留めるのを振り切ってアメリカに帰る。それから10年、金がない帰還兵を無償で治療しているダークナイトと、貧しい人のために戦うもう一人はトラブルに巻き込まれる。最初はただの冤罪だと思っていたが国家を揺るがす陰謀がそこにあり...まったく疎遠になって連絡もつかないハーレイ・クインがどこでどう合流するかが見所。主人公サイドは仲良しなだけでまったくの無力、敵は強大、この戦力差は私の大好物。いまから100年近く前の設定なのでセリフがいちいちかっこいい。

   

「スカイハイ」のスピンオフ作品。「スカイハイ」は怨みの門の前で、天国で再生の準備をするか、現世を永遠に彷徨うか、誰か一人を呪い殺して自分は地獄へ落ちるかを選ぶものだった。本作は臨死状態にある人が地上と天界の中間にある天間荘に宿泊し、その間に元の身体に戻るか、天界に行くかを決める。長女と次女は既に死んでいて天間荘で働いている。そこに腹違いの妹である三女が客として、つまり臨死状態の身体から離れてやってきた...この作品、公開が決まったときから楽しみにしていたんだよ。「スカイハイ」はコミックもドラマも大好き。なのにこの映画、私が観たワースト映画の5位はこれだ。これは俳優の非はまったくない。100%監督が悪い。「スカイハイ」の監督だったらしいが、おまえが「お逝きなさい」だ。2時間半の長い映画だが、最後の1時間が冗長。天間荘の真の目的が明らかになった後がだらだらとホームドラマをやりやがって。のんちゃんは、過去の作品って共演者がみんな男性だったのでわからなかったが、大島優子と並ぶと

   

脳がバグる。背が高く肩幅も広い大柄な女性なんだよね。久々の上映館が多い作品での主演だったのに気の毒だった。

   

観る気はなかったんだけど、主演が小芝風花だから。ネットで拡散された呪いのビデオの映像、こんどは1週間ではなくて24時間で死が訪れる。妹が映像を見てしまったために呪いのビデオの謎を解き、回避策を見つけるのが天才少女の小芝風花。まったく怖くない。清々しいほど怖くない。ほとんど謎解きのミステリー。しかも回避策はそれか! スポンサーが付きそう。