どうもありがとう招待状を

ウエディング・ベル

この歌だってもう40年前になるのかあ。


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この曲はギリ知っている人がいるか。同じテーマの曲で、さらに10年前に出た「サルビアの花」って曲があるのだよ。


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こっちは哀愁漂う格調高い曲だったので、「ウェディング・ベル」を聞いたときはコミックソングにしか思えなかった。だがあらためて「ウェディング・ベル」を聞いてみたら、いい曲なんだよね。上に貼り付けた動画、たぶん「夜のヒットスタジオ」だと思う。リードボーカルの人、これだけ顔と声の表情を作って歌っているのにレコード音源と変わらないのがすごい。リアルタイムで聞いていたとき、この歌は

自分をふった彼の結婚式に行った女の子の恨み言

だと40年間ずっと思っていた。だが3番の歌詞の最後が

おめでとう とても素敵な人ね
どうもありがとう 招待状を
私のお祝いの言葉よ くたばっちまえアーメン

この「招待状」に引っかかった。彼が救いようのないバカで、昔つきあっていた女性に招待状を送る可能性はないでも無い。あるいは同じ職場なので呼ばないわけにいかなかった可能性もある。だがどちらでもない第3の可能性を思いついた。

この女性と彼が恋人同士だったことは無く、つきあったこともない

つまり結婚式をあげた彼は、女性の片思いの人で、この歌はすべて女性の妄想。しかも同じ職場の同僚か同じ学校の同窓生なので招待状を送った。これがいちばん平和。しかしいちばん怖くもある。みなさんはどう思ってましたか?